エリザベス・テーラーの死去
戦後のハリウッドを代表する女優で「リズ」の愛称で知られたエリザベス・テーラーが、3月23日ロサンゼルスの入院先で死去した。
享年79歳だった。
映画好きの兄が、「スクリーン」という雑誌のグラビアから彼女の写真を切り抜いて、額に入れて部屋に飾っていた。
我が家の額はこの1枚だけだったので、ボクは物心がついた頃からずっと、毎日エリザベス・テーラーの顔をみながら生活をしていたわけだ。
とにかく美しかった。
非の打ちどころのない完璧な美女といわれ、美人の代名詞となっていた。
映画デビューは10歳で、たしか「名犬ラッシー」などに出演していた記憶がある。
芸能界では、子役は大成しないというジンクスがあるが、エリザベス・テーラーは子役から大女優になった稀有な存在だといえる。
「若草物語」や「陽のあたる場所」での輝くばかりの美しさは、今でも瞼の奥に残っている。
やがて単なる美人女優から、「ジャイアンツ」あたりから次第に演技派へと進化し、アカデミー主演女優賞を2度獲得しているのはご存じのとおり。
8回の結婚歴に見られるように、艶聞においても大女優の貫録十分だった。
でもボクの中では、いつまでも永遠の美女として存在している。
下の画像は、最盛期のエリザベス・テーラーの写真。
ご冥福を祈る。
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