国民がイライラするから「イラ菅」
菅直人首相はカンシャク持ちで、直ぐにイライラして周囲を怒鳴りつけるところから「イラ菅」の異名がある。
どうやら最近では、国民の側が菅首相にイライラしているから「イラ菅」のようだ。
菅直人首相は19日午後、自民党の谷垣禎一総裁に電話し、副総理兼東日本大震災復興担当相での入閣を要請した。
谷垣氏は「応じられない」と断った。
谷垣氏も首相にと言われりゃ喜んで受けるだろうが、副総理じゃ断るだろう。
菅氏の狙いは明らかで、政権維持のための大連立を策したものだ。
内閣支持率がジリ貧になるなかで、このままでは政権がもたないことは明白になってきた。
ここは一丁、震災復興増税で自民党と歩調を合わせ、政権延命を狙ったというわけだ。
まさに大震災のドサクサに小賢しいマネを。
こういう所が国民感情を逆なでするのだ。
今は最高指揮官として国の先頭に立って、被災者の救援と原発の放射能汚染の防止のために命をかけねばならないのに、そんな気概はまったく窺えない。
国民への説明は枝野官房長官任せで、たまに顔を見せても短いメッセージを残して質問を受け付けず、逃げるようにして会見場を去って行く。
そんな菅総理の姿に、私たちのイライラはますます募るばかりだ。
« ”グスコーブドリ”にはなれないけど・・・ | トップページ | ほうれん草は食べられるのか?(上) »
「ニュース」カテゴリの記事
- The U.S. presidential election is getting interesting.(2024.07.27)
- アメリカ大統領選挙が面白くなってきた(2024.07.26)
- 恐ろしい「子ガチャ」(2024.07.21)
- 候補者は演技者だ(2024.07.15)
- 石丸伸二の底が割れた(2024.07.10)
コメント