年年歳歳花相似(下)京阪の桜
4月15‐16日、別件のついでに大阪と京都の桜の名所を訪ねました。
15日は前日から大阪名物「造幣局の桜の通り抜け」が行われていたので、先ずはそちらへ。
平日の午後2時(5時には閉門)だし小雨模様だし、さほど混み合っていないだろうと予測していたんですが、どうしてどうして、天満橋駅から人で一杯でした。
造幣局の通り抜けは、南門(天満橋側)から北門(桜の宮側)にかけての一方通行で行われます。
写真は入り口付近ですが、この通りの混雑でした。
所々に警官が配備され、ハンドマイクで「写真撮影で立ち止まると後ろのお客様の妨げになりますから、立ち止まらないでください」と呼びかけますが、そんな声はなんのその。
ここの桜は色が鮮やかで花びらが大きいサトザクラの八重咲きが多く、開花の期間が長いのは特長です
左手奥にみえる黄色の花は、ウコンの桜です。
(画像はいずれもクリックで拡大)
出口近くになってから雨が降り出し、見物客も急ぎ足。
雨に濡れた桜も、なかなか美しい。
帰りは大川の堤の桜をゆっくりと見物しながら、再び天満橋へ。
所要時間は、およそ1時間半でした。
16日は京都に移動し、山科の毘沙門堂門跡へ。
山科駅から上り坂をひたすら歩き、さらに石段を登り、ようやく着いたころは息が上がっていました。
かつては知る人ぞ知るという寺院でしたが、近ごろはすっかりメジャーになって、観光客も増えました。
街中に比べるとかなり気温が低いのですが、それでもソメイヨシノは散っていて、かろうじて枝垂桜が名残をとどめていました。
帰りは琵琶湖疏水にそった遊歩道を散策し、満開の菜の花や、散った桜の花びらが、川面を小舟のように流れるさまを眺めてきました。
少し時期が遅れてしまったようですが、京都の桜はいつみても風情があります。
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