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« 柳家三三・桂吉弥ふたり会(2011/5/8) | トップページ | 浜岡原発の空撮写真 »

2011/05/10

【寄席な人々】前の席に「大きい人」が・・・

あまり身長の高くない方なら、何度か経験がおありだろう。
落語会に限らず催しすべてに共通することであり、誰の責任でもないし、だから対策のとりようもない。
でも実際に困るのは、前の席に「大きな」人が座ることだ。
背が高いだけならまだ頭の間から見ることもできるが、これが歌武蔵のような体格の人だと、もうダメだ。
それでも座席が脇の方なら見えにくい程度で済むのだが、中央付近の席だと時には全く見えなかったということになる。
自由席や空席のある会場なら移動する手があるが、満席だとそれもできない。
せっかくライブを見に行ったのに、声だけしか聴けなかったというのは、いかにも残念だ。
小中学校のころ生徒を身長順に並ばせ、背の低い人から前の方の席に座らせていたが、あれは合理的だったんだと今になって思う。

これは劇場ではなく航空機内でのことだが、体格のいい人と隣り合わせになって困ったことがあった。
米国行きのフライトで、既に窓側に座っていた人がまるでプロレスラーかアメフト選手のような、立派な体格の黒人だった。
身体は完全な逆三角形で、私が座る隣席の方へ、その人の肩がかなりはみ出していた。
従ってこちらは少し斜めに肩を捩らないと、座れない。
空席があれば変わりたかったのだが、あいにくの満席。
それでも当方の英語が達者なら、多少なりともコミュニケーションが取れたのだろうが、至って不調法ときているのだからどうにもならぬ。
あちらも大きな体をシートに沈めジッと座っているだけだったが、こちらも斜めの体制を保ち続け、とうとう12時間そのまま動けずじまい。
あれは拷問みたいでしたね。

体格も体形も一人一人ちがうし、それが狭い空間を共有するのだから、不便は避けられない。
理屈では十分判っているのだが、でも「被害」に出あうと、なんとなく割り切れない気分に陥るのだ。

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寄席な人々」カテゴリの記事

コメント

普段はデブの人は嫌いじゃないのだけれど、、急に嫌らしくなって、なんと自制心のない奴だ!と思ったりする。あるなあ、、今日は大丈夫かな^^。

佐平次様
先日も、急に行けなくなった公演に代わりに行って貰った人から、前に大きな人がいて遂に最後まで何も見えなかったと言われました。
この人は以前にも同じことがあって、怨まれています。
「二次被害」ですね。

こんばんは。
背が高いに分類される私です。
自覚しており、ホールの座席では
お尻を前の方にずらして、可能な
限り座高を低くする座り方を心が
けています。あまり行儀の良い見
た目ではありません(笑)

東様
そうですか、大きい方なりの苦労があるんですね。
そこまで気を使って下さっていることに、感謝せねばなりません。

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