« この噺にはこの噺家(と-ぬ) | トップページ | この噺にはこの噺家(ね-は) »

2011/07/05

松本龍「低能」大臣

♪松本龍を現地にやったら 使命を忘れ
こんな暴言大臣なんかは いりませんわいな
アー 低能 低能♪

寄席で唄われた俗曲のなかに「低能節」というのがあって、三味線漫談の都家かつ江が得意としていた。
当時の歌詞は、例えばこんな具合だ。
♪都家かつ江を売りにやったら 売り名を忘れ
田中絹代の妹なんぞは いりませんかいな
アー 低能 低能♪
この「田中絹代」の部分は、その時々流行りの女優の名前に入れ替えていた。
都家かつ江は愛嬌こそあったが器量の方は・・・という芸人だったので、ここで客席がドッとくるのだ。

寄席芸人なら笑って済むだろうが、復興担当相の発言ということになれば、そうはいかぬ。
7月3日の岩手や宮城県庁での暴言は報道され尽くしているが、4日午後の釈明会見ではこんな発言をしている。
「私は九州の人間ですけん、ちょっと語気が荒かったりして」
「私はB型で短絡的なとこがあって」
松本龍大臣は自らの暴言を出身地や血液型といった、もって生まれたもののせいにしている。
三世議員だかなんだか知らないが、甘ったれるな!と言いたい。

九州出身だから語気が荒いなんて、そんな事はない。荒い人もいれば大人しい人もいる。九州の人間に対して失礼だ。
B型ウンヌンに至っては、何をかいわんや。
血液型による性格判断なんて、科学的根拠は皆無だ。
大正時代にある研究家が本に書き、その後徹底的に論破されたにも拘らず、性懲りもなく珍説が繰り返されているのはご存知の通り。
まあ、中学や高校の女の子がネタにしている分には罪がないが、まともな大人、特に大臣の席にあるような人間が公共の場で口に出すべきことではない。
この一事をもってしても、松本龍は大臣失格である。

祖父の冶一郎さんが墓場の陰で嘆いていることだろう。

【追記】
とうとう辞任になったようで、当然の結果ですね。
それにしても民主党には人材がいないんだねぇ。

|

« この噺にはこの噺家(と-ぬ) | トップページ | この噺にはこの噺家(ね-は) »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

こういうとんでもない輩を間違って当選させないためにも、これからは選挙広報に血液型を明記するように義務付けるべきでしょう。
てェのは冗談ですが、オススメ噺家シリーズ、鯉昇の名前があがって、何となくうれしいです。

現役で一番好きな噺家さんなものですから‥‥‥。

投稿: さだきち | 2011/07/05 18:58

さだきち様
これでは九州出身のB型だと、どうしようもない人間ということになりますね。道連れにされた方はいい迷惑です。
鯉昇という人は、本当はすごい努力家なんでしょうね。そうでなけりゃ、あんな高座になりません。
そんな素振りを見せないところが、また魅力です。

投稿: home-9(ほめ・く) | 2011/07/05 22:03

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/82117/52125922

この記事へのトラックバック一覧です: 松本龍「低能」大臣:

« この噺にはこの噺家(と-ぬ) | トップページ | この噺にはこの噺家(ね-は) »