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2011/11/10

オリンパスの過失

      <  オリンパスの過失  >

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      <  オリンポスの果実  >

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      (画像のモデルは山岸舞彩)

「オリンパス」の損失隠し問題は一企業の不正事件にとどまらず、日本企業全体の信用に疑いがもたれる状況になりつつある。
数百億円もの架空の金が20年以上にわたってオリンパスの帳簿には載っていたわけだが、どうしたらそんな事ができるのか、なぜ誰も―特に監査とりわけ外部の監査法人が―見抜けなかったのか、どう考えても納得がいかない。
企業会計原則の第一条には次のように「真実性の原則」が定められている。
一 企業会計は、企業の財政状態及び経営成績に関して、真実な報告を提供するものでなければならない。
オリンパス社はこれを長期に踏みにじってきたわけだが、そんなイカサマができる貸借対照表というのは果たしてどんな意味があるのだろうか。

今回のオリンパス社の不正は、規模からいっても内容からしてもライブドア事件など目じゃない。
この上は厳正な捜査により、不正にかかわった全ての歴代役員と監査役、監査法人の担当者全員を刑務所に入れる位の覚悟が求められる。
国際的な信用力回復のためには、思い切った外科手術が必要だ。

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コメント

嘘にウソを重ね
上層幹部ぐるみで隠し通してきたが、
ある日ポッと公に明るみに出てしまった。
社会の信用を失いたくないばかりに
ウソつき集団に様変わり。
正しい人間が組織から追い出される。

なんとなく落語の世界にありそうな。
「毎度バカバカしい」会社になってしまったようです。
この事件を聞いて落語の「お見立て」を思い出しました。

投稿: 与太郎 | 2011/11/10 19:41

与太郎様
今回のオリンパス不正疑惑については、たまたま外国人が社長だったことで明るみになったと思います。
日本人の経営者同士なら闇から闇に処理されていたでしょう。
不正を推進した役員は当然いるでしょうが、見て見ぬ振りをしてきた歴代の役員たちも同罪です。
気の毒なのはグループ全体で数万人といわれる従業員です。
「お見立て」も現実を投影しているのかも知れませんね。

投稿: home-9(ほめ・く) | 2011/11/11 06:32

オリンパスは今はカメラよりも内視鏡や顕微鏡など
医療分野でのシェアが高い会社です。内視鏡では競合他社
(フジノン 東芝 町田)よりもラインナップが豊富な為
国内市場ではほぼ独占状態です。それだけに殿様商売と
言われていました。今回の英国の医療器械メーカーの買収劇も
単に販路拡大に利用する道具に過ぎないと思います。

 投資失敗でどうせ消えちまった金だから何らかの名目にして
”有効に活用しました”なんて言っておけば良いと思ってたんでしょうね。

 「一体この金をどれに使ったんだい?」
幹部「よろしいのをお見立て願います。」
お後がお粗末なようで。

投稿: 与太郎 | 2011/11/11 13:50

与太郎様
「お見立て」で見事にオチがつきましたが、この問題は未だ未だオチ着きません。
本日、巨人の清武英利球団代表が讀賣のナベツネが球団を私物化していると批判する記者会見を開きましたが、日本の経営者の中にはこうした人物が少なくありませえん。
そうして自分にとって不都合な結果になると、先送りして責任を逃れようとする。
大王製紙社の問題も同じような匂いがします。

投稿: home-9(ほめ・く) | 2011/11/11 16:36

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