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2012/01/05

元旦の初詣は「お伊勢さん」へ

♪伊勢は津でもつ 津は伊勢でもつ
尾張名古屋は城でもつ コリャ
母ちゃんの腰巻は 紐でもつ 
ドンドン♪
(ドンドン節)

新春早々品のない唄で恐縮だが、一生に一度はお伊勢さんへと予てから考えていて、ようやく2011年末から2012年元日にかけての伊勢神宮参りに出かけることになった。
1泊2日のバスツアーで早朝上野を出発して一路名神高速を西へ。
蒲郡で下りて昼食は鰻弁当。東京に比べると鰻に歯ごたえがありタレが甘い。やっぱり蒲焼は舌の先でトロッととろけるような東京の味に限る。
Photoその後は近所でイチゴ狩りを楽しむ。
30分間食べ放題ということで張り切ったが、そんなに食えるもんじゃない。せいぜい10個位がいいとこだ。
愛知県の三河地区は昔から果物の栽培が盛んで、渥美半島に行くとメロン栽培だ。
ここで親しかった会社の同僚にバッタリ。同じツアーだったのだ。
31人しかいない客の中で出会うなんて奇跡に近い。人間悪い事は出来ないねとお互いに笑いあう。

再び高速に乗り、伊勢湾をぐるっと回るようにして最初の訪問地、山田原の伊勢神宮・外宮に到着。
正式には「豊受大神宮」という名称で、天照大神の食事を司る豊受大神を祀っている。創建は内宮の500年後とされている。
Photo_2こうした国内の大きな神宮や海外各地の聖地を歩いてみて共通するのは、「神宿る」という感覚だ。これが寺院だとあまり感じられないから不思議だ。
ここ外宮も境内に入った途端に敬虔な気分になる。
写真の御正殿を始め他の別宮にお参りする。

バスで鳥羽港に向かい、港からボートで答志島に渡る。
夕方7時を過ぎて「寿々波」に投宿となった。最上階に海を見下ろす温泉があるのが売りなのだが、もう真っ暗で何もみえない。この旅館は早朝に温泉が開かないというのが欠点だ。

1夕食は豪華に伊勢海老つき舟盛りで美味、特にサザエが刺身と壺焼き両方が出たのは嬉しかった。


4翌朝、港に出ると正月で漁が休みとあって大漁旗がひらめく漁船が並んでいる。
鳥羽一郎が「兄弟船」を唄い出しそうな雰囲気だ。

ボートで鳥羽へ戻り、ここから朝熊山・金剛證寺を訪れる。
Photo_3伊勢神宮の鬼門を守る寺として、通称・奥の院と呼ばれている。
写真は連間の池から撮影したもので、左端には弘法茶屋、中央に見えるのが本堂で国の重要文化財に指定されている。


Photo_4お参りすると子どもが授かるという「おちんこ地蔵」というのがあった。ちゃんと名札も立っている。いかめしい寺の中でこの名前は、よほどシャレた僧侶がいるんだろう。でも地蔵菩薩は苦笑しているだろうな。

さていよいよメインイベントである伊勢神宮・内宮の参拝だ。
正式名称は「皇大神宮」で、言うまでもなく天照大神を祀っている。
Photo_5バス駐車場から歩いておかげ横丁に着くと、既に人人人で溢れている。
お参りに向かう人、終わって戻る人、買い物をする人がお互いに交差する。


Photo_6おはらい通りを通って五十鈴川の宇治橋を渡ると最初の鳥居が見えてくる。大勢の老若男女、善男善女が行き交う。


Photo_7ここから二つの鳥居をくぐり、御正宮に近くなると長蛇の列だ。
それでも1時間待ちで参拝出来た。


Photo_8すぐ脇にある「荒祭宮」は天照の荒御魂を祀る別宮。ここにも沢山の人々が参拝していた。
途中、名物の「手こね寿司」と「伊勢うどん」の昼食を挟んでおよそ3時間、人波にもまれて少々くたびれたが、念願だったお伊勢参りを無事果たした。

そういう分けで、正月以来清らかな日々を送っている今日この頃。
(画像はいずれもクリックで拡大)

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コメント

ほめ・くさんのブログを拝見するだけで、伊勢詣りができたような、得した気分です^^
ずいぶん前に連れ合いと行ったことがあります。「赤福」も例の事件の前で、抹茶と一緒に食べました。
“神々しい”感覚、私も味わいました。何とも言えない空気に包まれた記憶があります。
しかし、バスでお知り合いに偶然お会いになるなんて、「世間は狭い」ですね!

お疲れ様でした。
私はこのブログで参拝した気分です^^。

ありゃまあ、小言幸兵衛さんと同じことを書いてしまった!

小言幸兵衛様
驚きましたよ、あちらは奥様以外のご婦人連れ、実にけしからんという怒りと羨ましさとが半々、おっと、これじゃお伊勢さんのご利益がなくなりますね。
もしチャンスがあれば、もう少し人が少ない時期にジックリ回ってみたいと思いました。
幸兵衛さんの越後路の旅も宜しかった様ですね。

佐平次様
幸兵衛さんと佐平次さんといえば、落語の世界では二大スターです。感覚も似るのでしょう。
私の方は今年も相変わらず、こんな調子で書き綴ることになりそうです。

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