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2012/10/12

議員と暴力団との癒着「再論」

10月12日、田中慶秋法相が記者会見し、暴力団関係者の宴席に出席した上、別の暴力団幹部の結婚式では仲人を務めていた事実を認めた。
しかし後になって暴力団だと知ったからだと強弁し、引き続き法務大臣の椅子に居座ることを公言している。
法の番人としてあるまじき行為であり、盗っ人猛々しいとはこの事だ。
田中慶秋は先に外国人献金問題が発覚したばかりで、暴力団との過去の交際が明らかになったからには即刻辞任するしかない。

当ブログでは以前に
「【暴力団との交際】そんなら「政治家」はどうよ」
http://home-9.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-718c.html
という記事を掲載した。
この中で国会議員と暴力団との関係について、次の様に記している。
【議員と暴力団とのつながりは歴史が古く、最も顕著だったのは1960年安保改定反対運動を妨害するために、当時の岸信介政権が全国の暴力団を糾合、組織し、デモ隊への殴り込みなどをやらせた。
見返りに、彼らに対する取締りを甘くしたであろうことは、想像に難くない。
自民党など一部保守政治家と暴力団との関係は、今でも公然たる秘密となっている。
「皇民党事件」に見られるように、政治家とヤクザの関係は時に日本の政治の行方をも左右する。
芸能界など後回しで良いのだから、先ずは政治家との付き合いにメスを入れるのが先決である。】

今回の田中慶秋法相の問題はあくまで氷山の一角にすぎない。
田中大臣は元民社党だという指摘もあろうが、実は民社党は右翼や暴力団との付き合いはは昔からなのだ。最近、かつて民社党本部に関係していた方からきいた話では、むしろ自民党よりひどかったと語っていた。
その自民党だが、かつての大物議員でM代議士、幹事長や重要ポストの大臣を歴任し派閥会長でもあった人物だ。
私の同僚だった男が、総選挙の期間、M代議士の選挙事務所の専任となり朝から晩まで選挙運動をさせられたことがある。もちろん会社命令だ。給料は会社から出るが、仕事はM候補の選挙運動なのだ。
明らかに選挙違反ですよ。
でも昔からやってる。
その代わり地元の公共工事には便宜をはからって貰えるから、県内の建設関連の企業がこぞって応援するという仕組みだ。
その同僚が選挙運動を手伝っていて驚いたのは、M候補の演説会の警備を暴力団が行っていることだった。
会場の後ろと出入り口を暴力団員が固めていたそうだ。
警備というよりは、選挙民への威嚇とも思えた。
同僚は日中はM候補の応援(社命だから)、しかし家に帰ると家族に「Mだけは絶対に投票するな」と厳命していたと語っていた。
このM代議士は、派手な新聞広告で有名な某右翼系宗教団体から支援も受けていた。
保守系政治家-企業-暴力団-右翼系宗教教団という線が結ばれていたし、この関係は現在も続いているとみるべきだ。

国民には暴対法による厳しい処置を押しつけながら、自らは暴力団との交際を続ける。
こういう連中は議会から退場して貰うしかない。
一罰百戒、田中法務大臣は大臣辞任はもとより、国会議員も辞職させなばなるまい。

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コメント

若いころ、組合の幹部と酒を飲み歩いたことがありますが、彼は流しのギター弾きとかヤクザとかと妙に気が合うのでした。弱い者出身でいながらある種の裏の力を得て、、という共通項があるのかな。

投稿: 佐平次 | 2012/10/13 13:10

佐平次様
旧民社党には財界からは勿論、米国CIAからも資金が提供されていたことが明らかになっています。
自民党の別働隊という役割の中で、今回の田中慶秋のように暴力団との結びつきが生じたものと思われます。

投稿: HOME-9(ほめ・く) | 2012/10/13 18:48

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