深酔いしたらタクシーで
11月14日、NHK「おはよう日本」のキャスター森本健成容疑者(47)が強制ワイセツで逮捕された事件が話題になっている。誠実で人望もあった人物だけに周囲は驚いているようだ。
容疑者は14日午後7時45分ごろ、東急田園都市線の渋谷~二子玉川間の電車内で、女子大生(23)の体を触った疑いが持たれている。被害者によると服の中に手を入れて右胸を揉んだ上、下着の中にも手を突っ込んだとされる。容疑が痴漢ではなく強制ワイセツになったのはそのためのようだ。
事実であればかなり悪質だ。
本人は犯行を全く憶えていないと言ってるようだ。
酔って記憶が飛んだだという経験を持つ酒飲みは多いだろうから、そういうこともあるだろう。
自宅は浦安市なのになぜ二子玉川方面の田園都市線に乗ったのか不自然などと書かれているが、深酔いした時は乗る路線さえ間違えることもある。
むしろ不思議に思うのは、なぜタクシーで帰宅しなかったんだろう。
NHKは特別な理由があって申請しないと、顔が売れているアナウンサーでもタクシーは使えないそうだが、こういう時は自腹を切ってでもタクシーで帰るべきだった。
男性は一般に飲酒すると好色になる傾向がある。
二次会、三次会と回を重ねると、次第に女性のいる店へ足が向くというのはそのためだ。
社会的地位もあり紳士的な人が、飲むとガラリと変わってスケベに変身するといった光景は珍しくない。
加えて、飲酒は自制心を失わせる。
仮に人違いで冤罪であっても、本人に記憶が無ければ無罪の立証は困難だ。
又なかには酔っているのをいい事に、わざと痴漢の罪をかぶせるケースもあるから要注意だ。特に顔が知られているような有名人は狙われ易いだろう。
だから危ないと思ったらタクシーで帰宅するのが一番だ。
もちろん金はかかる。しかしリスクとのバランスであって、万一加害者や被害者になってしまったり、容疑者にされる危険性とどっちを取るかの価値判断だ。そのために一生を棒に振ることさえあるのだから。
飲み過ぎたらタクシーで帰ると決める。そうするとタクシー代がもったいないから自然と深酔いを避けるようになるので、身体にも良い。
という事でどうでしょうか、ご同輩。
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やったことを証明するよりやらなかったことを証明するのは難しいですよね。
人生ってどこに落とし穴があるかわかりません。酔っ払いの気持ちがわかるだけに
哀れです。
投稿: ふわふわ | 2012/11/20 10:43
ふわふわ様
現役時代の同僚が痴漢の疑いをかけられ、結局認めてしまいました。
認めないうちは勾留し続けるが認めれば釈放してやる。会社には連絡しないからと言われては、認めざるを得なかったようです。
まして酔って憶えていないとなれば、有罪は免れないでしょう。
もし冤罪なら気の毒ですが。
投稿: HOME-9(ほめ・く) | 2012/11/20 11:36
かつて深夜になると代々木はタクシーの長い列ができていましたが、、あれはもう見られないのかな。
人間の本性には好色ということがあるから、本性を解放する飲酒は確かに危険ですね。
ハニートラップなんて会ってみたいものもあるそうですし^^。
投稿: 佐平次 | 2012/11/21 09:53
佐平次様
接待の基本は「飲ませる抱かせる握らせる」といいますしね、ホントに男ってぇものはショウモナイ生き物です。
アタシも飲み代とタクシー代を使わずに貯めていたら、一財産出来ていたろうに。
投稿: HOME-9(ほめ・く) | 2012/11/21 10:22