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2012/11/14

森光子の死去

女優の森光子(本名・村上美津)が11月10日、肺炎による心不全のため都内の病院で亡くなった。享年92歳だった。
森光子といえば誰もが「放浪記」を思い浮かべるだろうが、私にとっては「がしんたれ」だ。
八千草薫、中山千夏、三遊亭圓生、榎本健一(エノケン)らの錚々たる顔ぶれが揃った舞台、しかも脇役での出演だったが、最も鮮烈に印象に残っているのは森光子だった。
それほどこの芝居での林芙美子役は適役だった。
この舞台がきっかけとなって菊田一夫により「放浪記」の主役に抜擢されていく。
以下は2005年2月21日付のブログ記事の再録である。

”人間は3種類に分かれる、男と女と女優である。”だそうです。この言葉を聴く度に、森光子を頭に描きます。
私が初めて森光子の舞台を見たのは1960年で、17歳の高校生の頃でした。あれからもう44年経ったわけですね。その舞台では八千草薫がまだ娘役で、中山千夏は子役でしたから、まさに隔世の感があります。
当時彼女は40歳前後でしたが、今でも見た目は余り変わらないのですから驚きです。確かにアップされると、さすがに年齢は隠せませんが、むしろ現在の方がキレイになっているのではとさえ思います。
その舞台ですが、“がしんたれ”という菊田一夫の自伝を芝居にしたものです。森光子は林芙美子の役を演じてましたが脇役で、ほんのワンシーンの出演であったと記憶してます。ただその時、何と上手い役者だろうと感心したことだけは覚えています。 結局この時の演技が認められ、放浪記の主役に抜擢されて、今日の森光子があります。歌手で売れず、映画女優でもパットせずでしたが、舞台女優で花を咲かせたわけです。
孫のような年のタレントのエキスを吸って、いつもでも若く美しい森光子、やっぱり女優は化け物ですね。

心より哀悼の意を表します。

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コメント

crying森光子さんが亡くなったことは残念でもったいないと思います。なぜ人は芸人や俳優や女優やアナウンサーや市長や知事や天皇とか(テレビとかに出る人やウィキペディアに書かれる人)もいつかは死ぬのでしょうか。森光子さんは女優ですのでウィキペディアに書かれテレビに出た人になります。芸人や俳優や女優やアナウンサーや市長や知事や天皇とか(テレビとかに出る人)が亡くなるのはもったいないと思います。森光子さんの訃報を見て自分は自殺をお考えになってましたが死ぬのが怖いのでやめました。これから人がどうなるか心配です。長生きはずーっと生きる意味です。これ以上特に年寄り(黒柳徹子さん、長嶋茂雄元監督、今上天皇、石原慎太郎元都知事とか)はずーっと生きてほしいです。また受け継がないようにしたいです。

投稿: 長生きマン | 2012/11/15 18:33

長生きマン様
人生、生きていりゃこそ良い事が必ずあります。
お互い様、長生きしましょう。

投稿: HOME-9(ほめ・く) | 2012/11/15 20:59

あら、ほめ・くさんの年齢がバレましたよ^^

森光子さんについては、一昨年の「戦場の漫才師たち」というNHKの番組での印象が強く、録画を昨夜見直してブログを書きました。
森さんが語るミス・ワカナの他人への思いやりと、芸能人たちが語る森さんの気配りの思い出が重なります。
戦争によって恋人と別れる体験もされたようで、反戦への思いは強かったのでしょうね。
天寿とはいえ、素晴らしい芸人を、また一人失いました。


合掌

投稿: 小言幸兵衛 | 2012/11/16 12:24

小言幸兵衛様
しまった、歳がバレましたか。
森光子は初代ワカナに可愛がられて、その縁もあり、ワカナを描いた「おもろい女」に出演してました。
遅咲きでしたが、素晴らし女優でした。

投稿: HOME-9(ほめ・く) | 2012/11/16 13:16

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