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2013/02/19

海江田代表は辞任すべきだ

権力は放っておけば必ず腐敗する。これは社会法則だ。
だから権力を監視する野党勢力がどうしても必要なのだ。中国やロシアの現状をみればハッキリ分かることだ。
しかし現在の民主党にその期待は持てない。
最大の理由は、党首の海江田万里代表のスキャンダルだ。そのために身動きがとれないからだ。

2月18日、4千億円超の負債を抱えて破綻した畜産会社「安愚楽牧場」をめぐり、出資者30人が海江田万里民主党代表を相手取り、約6億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。
訴状によると、海江田氏は1987年~2002年ごろの経済評論家時代に書いた記事により、損害を被ったとされる。
当時の雑誌記事で海江田氏は「安愚楽牧場」への出資について、「実質金利は9%になります」「しかも、この利益は申し込み時に確定していて、リスクはゼロ」と書き、安愚楽牧場へのフリーダイヤルや申し込み方法まで紹介していた。
それだけではない。
1990年に行われた安愚楽牧場の三ヶ尻久美子代表の就任パーティーに招かれ、その時の写真が会報の表紙を飾っている。
これらのことを考えあわせれば、海江田氏が「安愚楽牧場」の広告塔であったことは明白だ。

海江田氏側は、その後の経済状況の変化によるもので執筆当時は正しかったと主張している。
こんな言い分は通らない。
「ハイリターン、ノーリスク」などというのは有り得ないことだし、リスクゼロという金融商品はもともと存在しない。
従って詐欺商法の片棒をかついだと言われても仕方がない。
こんなデタラメ記事を信用して投資した側にも責任の一端はあるが。

「一事が万事」ということがある。
詐欺商法の片棒をかついだ人物が代表とあらば、その政党も信用を失う。
ここは海江田氏みずからが代表を退き、民主党は新たな党首を選んで出直しをはかるべきだろう。
このままいけば、参院選後の議会は実質「オール自民」の総与党体制になりかねない。
せめて野党第1党としての意地を見せてほしい。

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