上野「ぼたん苑」
2月9日、上野東照宮で1月から2月中旬まで開かれている「ぼたん苑」を鑑賞。
ガラにもない所へ行ったのは、妻から同行を求められてのこと。「牛にひかれて」ナントヤラです。
どうも草花にはあまり興味がなく無粋な性格なもんで、しょっちゅう叱られている。
上野には頻繁に行ってるのに、そういえば東照宮という所を訪れてことがないなぁと思い立ち、今回付き合った次第。
冬の牡丹(寒牡丹)というのは新春を祝う花だそうで、雪よけのワラ囲いの中に寒さに耐えながら咲くという。健気なんですね。
この「ぼたん苑」には600本の牡丹が咲いているそうで、季節が遅くなってしまい盛りが過ぎていたのが残念だが、それなりに美しい。
場所は動物園の脇で、ここが入り口付近。
これは「木賊(とくさ)」で初めて見た。
良く落語で色白の美女を「雪に鉋をかけ木賊で磨いたような」という形容をするが、その木賊。
ぼたん苑を出て、東照宮の社殿だと思って近寄ったらただいま工事中。
なんのことはない、工事のパネルに実物大の絵が描かれていたのだ。
まるで落語の「だくだく(書割盗っ人)」だね。
「銭湯で上野の花の噂かな」の季節には、もう一度公園内をゆっくり回ってみようと思った。
気が変わらなければの話だが。
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どうしようかなあ、このブログで行ったつもりになるか、久しぶりに行くか。
投稿: 佐平次 | 2013/02/11 09:31
佐平次様
全体として私同様、盛りを過ぎておりました。
もう少し早く行けば良かったと思っています。
投稿: HOME-9(ほめ・く) | 2013/02/11 09:51