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2013/06/09

テアトル・エコー『バレるぞ急げ』(2013/6/8)

6月8日、恵比寿・エコー劇場で行われた”テアトル・エコー公演『バレるぞ急げ ~Run For Your Wife~』を観劇。退院後はじめての外出で、先ずはソロリと安全運転から。
オリジナルはロンドンのイーストエンドの舞台で、テアトル・エコーとしては1985年以来の再演。

作:レイ・クーニー  
翻訳:中川千尋  
演出:永井寛孝
<  キャスト  >
ジョン・スミス/落合弘治
マリー・スミス/渡辺真砂子
バーバラ・スミス/小野寺亜希子
スタンリー・ガードナー/溝口敦
ボビー・フランクリン/瀬田俊介
トラウトン警部/松澤太陽
ポーターハウス警部/沢りつお
新聞記者/熊倉一雄

ロンドンに住むタクシー運転手のジョンは、愛妻バーバラの待つストレタムの自宅と、愛妻マリーの待つウィンブルドンの自宅、二人の妻と二軒の家の二重生活。
苦心の末何とかバレずにきたのに、チンピラにからまれていた老婦人を助けた際にケガをして病院に運ばれる。
タイムスケジュールは大幅に狂うわ、事件なので警察官は来るわ、新聞記者が取材に来るわ。このままでは二重生活が明るみに出て今までの苦心も水の泡。
ジョンは上階に住むスタンリーの力を借りて、あの手この手で二人の妻と二人の警官を煙にまくが・・・。

ラブコメディというよりは、キワドイ動作やエッチなセリフ満載の「艶笑譚」。会場は終始笑いの渦。
イメージとしては、ひと昔前のイタリア映画か。その場合、ジョンは間違いなくマルチェロ・マストロヤンニで、マリーはソフィア・ローレン、バーバラはジーナ・ロロブリジーダかな。
久々に理屈ヌキのドタバタ喜劇をみたが、これはこれで楽しめた。
中川千尋の日本語訳は良くこなれていた。

出演者では、まるで寄席の手品師(アサダ二世)みたいな風貌の沢りつおの怪演が眼をひいた。
ある時はジョンの隣人、ある時はもう一人のジョン、ある時はジョンの同性愛相手と場面場面で役割を変えるスタンリー役の溝口敦が軽妙な演技を見せていた。それにこの人は若い。とても00才とは思えない。
二人のスミス夫人は下着姿まで見せての大奮闘。小野寺亜希子の豊満な胸に圧倒された。

公演は6月12日まで。

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コメント

眼病癒えて女性美に敏感になりましたね^^。

佐平次様
眼の保養ってぇとこですか。

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