落語ファンがひとり増えた
眼の手術と入院でいくつかの落語会や演劇に行けなくなったので、娘夫婦に譲って行ってもらった。
娘の方は以前から落語好き(喬太郎ファン)だったが、亭主の方は全く受け付けなかった。「落語ってあれだろう、爺さんが着物をきて出て来て昔の話をするんだろう。あんなモン何が面白いんだ」と言って、頭から嫌っていた。
譲ったチケットの中に、5月27日の「第40回読売GINZA落語会」があった。
その日、娘は都合がつかず、亭主が嫌々ながら行くことになった。
番組は次のようだった。
< 番組 >
三遊亭遊雀「熊の皮」
林家たい平「試し酒」
~仲入り~
桂米団治「足上がり」
立川志の輔「徂徠豆腐」
娘の亭主の生まれて初めてナマの落語を聴いた感想だが、こんな風だった。
初めの遊雀は面白かったので期待したけど、たい平はつまらなかった。会場も「笑点」ネタの時に沸いたぐらいで反応は悪かったですよ。
次の米団治はダメですね。
ガッカリしていたら、最後の志の輔は良かった。感動しましたね。あれって志の輔の新作ですか? 違うのか。まるで本人が創ったように聞こえましたよ。
落語も面白いですね。
また券が余ったら廻してください。
行きたけりゃ自分で金を出して行け!
ともかく身内に落語ファンが増えたのは喜ばしい。
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お元気そうで、何よりです。
落語愛好家が増えてよかったですね。
怪我の功名、というのはこういうことでしょうか^^
それにしても、なかなかの感性の持ち主ですね、お嬢さんの旦那さん。
投稿: 小言幸兵衛 | 2013/06/11 22:37
小言幸兵衛様
娘もこれで共通の話題ができそうだと喜んでいました。
この会は私が行くより良かったのかも知れませんね。
投稿: HOME-9(ほめ・く) | 2013/06/12 07:46
そんなに簡単に志の輔が取れるかってんだ!
でも取ってやりたい気もする?^^。
こんどは白酒でも。
投稿: 佐平次 | 2013/06/12 10:18
佐平次様
「また爺ちゃん、具合悪くならないかな」なんて待ってるんですから、実にケシカラン話です。
そうは行くかい!
投稿: HOME-9(ほめ・く) | 2013/06/12 11:52