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2013/09/05

『悪霊―下女の恋』(2013/9/4)

9月4日、本多劇場で上演中の”M&Oplaysプロデュース『悪霊―下女の恋』”へ。
きっかけは、何もない。ただ面白そうと思っただけ。
1997年初演、2001年再演で今回が再再演というから評判が良かったんだろう。

作・演出:松尾スズキ
<  キャスト  >
三宅弘城:ウネハラタケヒコ
賀来賢人:ハチマン(タケヒコの友人)
平岩紙:ナミエ(タケヒコの妻)
広岡由里子:キメ(タケヒコの母)/ホキ(タケヒコの家政婦)

ストーリーは。
舞台は関西にある架空の都市にあるウネハラ家で、父を事件で亡くし息子・タケヒコと母・キメとの二人暮らし。
タケヒコは学生時代からの友人・ハチマンとお笑いコンビを組んでいる。売れない芸人であった二人に、ようやくTV出演が転がりこんできた矢先、タケヒコの婚約者・ナミエが訪れる。
ナミエの出現により、母子や友人関係が微妙にズレてくる。
TV出演を目前にしてタケヒコが交通事故にあい、コンビは解消。
次いで母・キメが交通事故で死亡し、タケヒコの世話をするため家政婦・ホキがやって来るが・・・。

男女4人(5人かな)による愛憎劇で、敢えてテーマをあげるなら「血のつながり」と「母性」かな。
舞台には登場しないが、タケヒコの父親と友人・イノウエが影のようにつきまとう。
ストレートプレイにしては歌と踊りがチョコット入るし、ミステリー風な部分もあるし、喜劇なんだろうがいわゆるコメディとも異なる。捉えどころのない芝居だ。
でも面白いのは確かだ。
芝居全体に散りばめられているギャグが楽しく、重いテーマを扱っているのに客席の笑いが絶えないのはそのためだ。
お笑い芸人たちのパロディあり、シモネタありでサービス満点。2時間10分はあっという間だった。
作者の松尾スズキという人はきっと大変な才能の持ち主なんだろう。

主役の三宅弘城は手堅い演技を見せ、相棒役の賀来賢人は芸に華がある。
平岩紙は可愛くて狡くてエロい役をこなし、広岡由里子は舞台に独特の空気を与えていた。広岡なくしては成立しない芝居だと思わせる。

公演は16日まで本多劇場、その後は28日まで各地で。

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コメント

行きたくなりました。
ちょっと高いけど。

投稿: 佐平次 | 2013/09/05 10:32

佐平次様
客で爺さんは私ひとりでしたが、楽しかったですよ。でも、あんまり積極的にお薦めするほどの芝居でもないですが。

投稿: HOME-9(ほめ・く) | 2013/09/05 10:51

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