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2013/10/03

男の上半身と下半身は別人格

近ごろ当ブログの記事が硬いものばかりと、お嘆きの諸兄に。
痴漢だの盗撮だのいうニュースで、犯人が高級官僚や会社経営者、大学教員など社会的地位が高い人がなぜあんなことを? といった記事にぶつかるが、あれは不思議でも何でもない。
男の上半身と下半身は別モノ、別人格なのだ。おそらく脳からの指示系統が異なるんだろう。
地位だの名誉だのいうのは専ら上半身が司るのであって、それと下半身とは無関係なのだ。
むろん上半身と下半身が一致する人も少なくないが、それは結果として一致しているので、相互作用があるわけじゃない。
「あんな人が・・・」というのは上半身のことだから、下半身で何があっても驚くことはない。

犯行理由で圧倒的に多いのが「仕事のストレス」だけど、あれは違うね。
もしストレスが原因なら、世の男性の大半が痴漢や盗撮をしている筈だ。
きっと取り調べで警察官から「何でこんな事をしたんだ」と追及されて、これといった理由が思いつかないので「ストレスがたまって、つい」なんて答えるんだろう。
「出来心で」なんてね。
痴漢ならそういうこともあるだろうが、盗撮っていうのは準備が要るんだろう。カバンだの靴だのにカメラを仕込んでおいてから犯行に及ぶんだから、「ほんの出来心」なんて言い訳は通用しない。
車内の痴漢では、統計データによれば朝が多いのだそうだ。これは朝だと急いでいるので駅員や警官に通報されにくいからだろう。
やはり、加害者は計画的なのだ。

各種統計でも、通勤や通学で痴漢の被害にあったことがある女性の割合はかなり高い。
一方、常習的に痴漢を繰り返している男の割合は、統計データが存在しない。アンケート調査でも出てこないんだろうね。
これは私の推測にすぎないのだが、おそらく2%位ではあるまいか。
つまり極く少数の常習者が、圧倒的多数の被害を与えているものと思われる。
考えられる原因はただ一つ、痴漢も盗撮も性的嗜好、性癖の問題だということだ。
痴漢であれば女性の身体に触る時、盗撮であれば密かに撮影している時とその映像を鑑賞する時に、性的興奮をおぼえるのだろう。それ以外ではきっとノーマルなのだ。
性的嗜好は人さまざまで、それがどんなに異常に見えても違法でなければ社会的問題にはならない。
しかし痴漢や盗撮などは犯罪として処罰される。
「病気」という見方もできるが、「お医者様でも草津の湯でも」の口で、そう簡単に治るとは思えない。とりわけ常習者は。
女性側の自衛手段としては、女性専用車両を利用するとか、携帯に気を取られないようにするとかしか手がなさそうだ。

柔らかい記事にしようと思ったけど、あんまり柔らかくならなかったなぁ。

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コメント

記事を書くのは上半身ですから^^。

佐平次様
何だか週刊現代かポストみたいな記事になってしまいましたが、これは持論ですので。

いや、そうではなく>あんまり柔らかくならなかった
のことです。

佐平次様
そうですか、失礼しました。
思わせぶりなタイトルに割には中身が薄いというのも「現代」「ポスト」並みです。

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