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2013/12/30

2013年下半期「佳作」選

当ブログ恒例「My演芸大賞」2013の候補作となる下期の「佳作」は次の通り。
表記の順序は演者、ネタ、寸評、会の名称、年月日。

五街道雲助『猫定』
【笑わせながらゾクッとさせ圓生ネタを復活】
「雲助蔵出し」(2013/7/6)

入船亭扇辰『野ざらし(通し)』
【このネタを通しで聴くなら小三冶か扇辰】
「神楽坂落語まつり」(2013/7/7)

桃月庵白酒『船徳』
【立ち往生した徳が一言「向いてないのかなぁ」が秀逸】
「ザ・ベスト・オブ・白酒」(2013/8/26)

古今亭文菊『稽古屋』
【芸の確かさと瑞々しさが生きた高座】
鈴本8月下席昼の部(2013/8/31)

五街道雲助『妾馬(通し)』
【後半がこんなに面白かったっけと再認識】
「らくご古金亭」(2013/9/14)

五街道雲助『星野屋』
【文楽に勝るとも劣らぬ高座】
「雲助蔵出し ふたたび」(2013/9/28)

林家染二『しじみ売り』
【人物像が鮮やかでさすが上方の実力者】
「JAL名人会」(2013/9/30)

笑福亭三喬『花色木綿』
【「泥棒三喬」の面目躍如】
柳家喬太郎『首ったけ』
【上手い喬太郎が帰ってきた】
「東西笑いの喬演」(2013/10/5)

柳家喬太郎『品川心中(通し)』
【ネタおろしとは思えぬ出来】
「扇辰・喬太郎の会」(2013/10/14)

桃月庵白酒『甲府い』
【このネタをここまで面白くした手腕を買う】
「通ごのみ 扇辰・白酒」(2013/10/18)

柳家喜多八『首提灯』
【『胴斬り』からのリレーで魅せた殿下の世界】
「喜多八膝栗毛 秋之噂」(2013/11/6)

桂ひな太郎『文違い』
【師匠・志ん朝の芸を引き継ぐ】 
「金時・ひな太郎の会」(2013/11/16)

立川ぜん馬『蜘蛛駕籠』
【本寸法の噺家が演るとこれほど面白いのか】
立川志の輔『徂徠豆腐』
【構成力と恰幅の良さはさすがというしかない】
「立川流 談志まつり」(2013/11/23)

柳家小三冶『初天神』
【本物の古典落語を見せてくれた】
「柳家小三冶独演会」(2013/12/12)

柳家小満ん『雪とん』
【「江戸の粋」とはこういう世界だ】
「らくご古金亭」(2013/12/14)

春風亭一之輔『鼠穴』
【やはりこの人はタダモノじゃない】
「J亭落語会」(2013/12/20)

柳家さん喬『福禄寿』
【高座に雪が舞っていた】 
「大手町落語会」(2013/12/28)

いま気が付いたのだが、今年は三三の良い高座に当たらなかった。やや伸び悩んでいる気がするのだが、鈴本の初席の夜トリは大丈夫だろうか。

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コメント

流石に幅広い選択ですね。
好きな人ばかり追いかけないでもう少し広く遊ぼうという気になりました。
昨日の末広で権太楼が文治とかぶった話をしてました。

佐平次様
こう並べてみると下半期もけっこう充実していたなというのが実感です。
落語協会に偏ってしまったのが難ですね。

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