「”niftyココログ”の新アクセス解析」は欠陥だらけ
お気づきの方もあるだろうが、1月半ばからブログの右側カレンダー下に「アクセス・カウンター」を表示している。当ブログ始まって以来初の模様変えだ。これには訳があって「niftyココログ」のアクセス解析が新しくなり、1月末で旧方式から新方式に切り替わった。新方式は3カ月ほど前から運用が始まっていて旧方式と併用されていたのだが、その新方式はトラブル続きだったのだ。
アクセス数などのデータが正確に反映されない、場合によっては全く反映されないことさえあった。もう一つ大きな欠点として旧方式ではブログ開設以来の累計アクセス数が表示されていたのが、新方式で無くなってしまった。なにもアクセス数を稼ぐためにブログをやっている分けではないが、累計は継続の「証(あかし)」でもあり無くなるのは不便だ。そこでブログの表紙にカウンターを付けておいたという次第。
niftyの説明ではアクセスカウンターはそのなま引き継がれるという事だったが、案の定そうはならなかった。カウンターは1月末から数字が全く動いていない。ココログ管理ページには同様のトラブルについて意見が寄せられているので他のユーザーの方々も同じ状況なのだろう。
この他にも新アクセス解析になって不便なことが多々ある。
旧方式ではアクセス解析の全てのデータが一つの管理画面で見ることができたのが、新方式では別のタブで表示させることになる。動作が遅くなり全体のデータを見るのに時間がかかる。
改正点はデータがリアルタイム表示になったという事だが、ユーザーの中のどれだけの人が必要性を感じているのだろうか。少なくとも私には不要なサービスだ。
それと引き換えに悪くなった所の方が目立つ。累計の数字が無くなった、動作が遅くなったという以外にも、明らかにデータがおかしいうものがある。例えば人気記事ランキングで前日と翌日とでは結果が違うことがある。それも小さな違いではない。アクセスの地域別では旧方式だと首都圏や関西など都市部からのアクセスが多かったのに、新方式になってから何故か福島、秋田、山形、鳥取などの地域からの比重が増え、逆に大阪や京都などからのアクセスが殆んどなくなっているという結果で、明らかに変だ。こうなると他のデータにも信用がおけなくなる。
記事別の滞在時間ランキングが無くなったも不便。どの記事がじっくりと読まれているかの指標だったのに。
今のところ日々のアクセス数は正しいようで、せめてものミッケモノ。
ココログのユーザーからの声欄には「旧方式に戻して」という要望も出ているが、nifty側はそうした意見を無視しているようだ。かと言って新方式の欠陥を直す気もないみたいだ。
無料なんだから文句を言うなという事かも知れないが、ユーザーの一人としては釈然としない。
(表示の1月末のアクセスカウンターの数字も不正確で正しくは1218597です)
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