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2014/03/27

9年が過ぎて

当ブログは2005年2月にスタートしたので(『ほめ・く別館』も同時期)、気が付けば9年が過ぎた。始めた時は定年後の時間つぶしの意味が大きく、もともと性格が飽きやすい性質(たち)なので数か月でやめるだろうと本人も家族も思っていたから、この永続きは想定外だ。
ブログを始めた時に、これだけは守ろうとした点がある。
一つは、広告(アフィリエイト)を一切載せないこと。その理由は次の通り。
(1)広告を載せてしまうと、広告主への批判的記事を書きづらくなる。
(2)広告は収入に直結するので、どうしてもアクセスを増やそうとするようになる。長い間ブログをやっているとどういうテーマを採りあげ、どのように書けばアクセスが増えるか想像がつく。このサイトはあくまで非営利を貫きたい。
ただお断りしておきたいのは、サイトによっては時間と費用をかけてまるで事典のような内容のものがある。そういうサイトで費用の一部でも回収しようということで広告を載せることは十分に理解できる。
それに対して、自分の言いたいことを書いておいて広告収入を得ようとする姿勢には納得ができないのだ。
二つ目は、記事を書く時に言いたいことの7分か8分にとどめておくことを心掛けている。決して自主規制の意味ではなく、公開を前提としている以上、節度を保ちたいと考えているからだ。腹八分目。
むろん、これは他の方々にはお薦めできない。

保守的な性格のせいか、サイトのデザインは9年間変えていない。表示項目も今年2月にアクセスカウンターを追加しただけだ。これもココログのアクセス解析システムが変更になるというので、累積データが消える恐れがあったからだ。今は正常に作動しているようだ。

9年前に始めた当初、愛読していたサイトの大半はクローズしてしまった。少なくともその内のいくつかのサイトは、嫌がらせやネットに対する失望感があったと推測される。
自分の気に入らない記事を見つけると執拗にコメントを、それも人格を中傷する目的のコメント送り付け、サイトの管理者に嫌気を起こさせる手口だ。今でも「ネットにウヨウヨ」いますね。
当ブログではそういう連中に対しては対抗措置を取っているが、面倒だからやめちゃおうという気持ちも良く分かる。

始めがあれば必ず終りがある。いつかはこのブログもやめる時がくる。
ついこの間までは10年の節目にやめようかとも考えていたが、今は体力と気力があるうちは続けようかと思っている。
それと長期に亘っていると書くのを飽きてくることがある。それで時々1週間とか1ヶ月とか休載している。
だっていうでしょ、「バカも休み休み言え」って。
そんなわけで、今しばらくはダラダラと続けますので、御用とお急ぎでない方はお立ち寄りください。

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コメント

満九周年、おめでとうございます。
ぜひ、二十周年を目指し、今後も楽しませてください!
ほめ・くさんのブログは、つたないブログしか書けない私には、素晴らしいお手本です。
落語のこと、そして社会派としての鋭いご指摘、いつも敬服しております。

はじめまして。
何年か前に落語の検索をしていて、こちらにたどり着きました。
そこでいくつかの過去記事を読ませていただいて以来、ちょこちょこと、かつこっそりと読ませていただいています。
落語以外でもいろいろ思うことも多く、書かれたものに、頷いたり膝を打ったりしていますが、ただコメントを残すことはしておらず・・・。この何年間、お世話になり(ひっそりと救われた事も…。)ありがとうございます。
これからも過去記事を含めポツポツと読ませていただきます。

こちらこそ、いつも小言幸兵衛さんの記事を感心しながら読んでいます。幸兵衛さんのブログは理論派で緻密な論理構成をされているのに対し、弊方は雑文レベルです。
今後とも宜しくお願い致します。

猫柳様
日々大した事を書いておりませんが、何かしらお役に立てているならこれに勝る喜びはありません。
ひっそりと等と仰らず、大っぴらに読んで頂けたら幸いです。

26日は迷った挙句に末廣でなく映画にしたのでした。
長くブログをしていると飽きるというのか何を書いてもつまらないような気がすることがあります。
ブログの問題ではなく生きる姿勢の問題、とりもなおさず惰性に流れているのです。
そのてんここはいつも刺激に満ちて楽しいです。
どうぞもっともっと続けてくだされ^^。

佐平次様
こんな事してて何になるのだろうかという虚しい気分になることがあります。そういう時は書けなくなりますね。
やはりダラダラとした暮らしを送っているせいでしょうか。

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