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2014/08/20

【寄席な人々】客席での「化粧直し」

8月18日の鈴本で私の両側の席が女性でした。二人とも独りで来られていて左側は20代、右側が40代ぐらいとお見受けしました。夜の部の開演は17時20分ですが、開演直前になって二人ともコンパクトを取り出しそれぞれ化粧直しを始めました。電車の中ではしばしば眼にする光景ですが、寄席の客席で見たのは初めてです。
私は男なので、化粧する人の心理は分からないのですが、この女性たちにとってこれから出会う人というのは高座の芸人ですよね。
「誰に見しょとて紅鉄漿(べにかね)つきょうぞ みんな主(ぬし)への心中立て」
とは、「京鹿子娘道成寺」の詞章ですが、その伝でいけば「主」は「寄席芸人」という事になりはしませんか。
落語家も高座から見て綺麗な人がいると嬉しくなり、ついつい熱演するってなこと、あるのかな。
化粧品の香料に敏感だというせいもありますが、近くで化粧や化粧直しされるのは気分が悪い。

一般に男性が、車内で女性が化粧するのを好まないのは、一つには自分が無視されている気分になるからだと思います。
化粧している女性にとって、近くに、あるいは目の前にいる男というのは存在しない相手です。この露骨な「無視」にカチンと来るんだと思います。
以前、宇都宮線の古河駅から乗ってきた隣の女性客が尾久駅までの間、化粧落としから最後の仕上げまで約50分かけて化粧し続けた時は、蹴飛ばしてやりたくなりました。もちろん、やってませんよ。
こういう事もありました。
私ともう一人の男と女性一人の3人で会食した時、私と女性が早目に席に着いていて、もう一人が10分ほど遅れると連絡がありました。女性にそれを伝えると、彼女はコンパクトを取り出し私の前で化粧直しをしたのです。この女性とは二度と会食しないと決めました。
これって年寄りのヒガミ?

美しくありたいという女性の気持ちは尊重せねばなりませんが、マナーには気を付けて欲しいものです。

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寄席な人々」カテゴリの記事

コメント

貴ブログ、いつも拝見しております。
寄席の客席での化粧直しはありえないてすね。せいぜいリップクリーム塗るか、口元に何かが付いてないかのチェックまででしょう。宇都宮線での化粧の話、蹴っ飛ばしたくなるお気持ち、よくわかります。そういうとき、私は当人の手元が狂って失敗するように念じてます。(笑)

ぱたぱた様
やはり女性でもそう感じられるのでしょうか。ちょっと安心しました。
宇都宮線の女性の事ですが、上野で降りるとき一足先に立ち上がって50分の結果を確認しましたが、あまり努力は実らなかったように見受けられ溜飲を下げました。

“自分が無視されている”
確かに好きな芸人や役者が隣にいたらしないと思います。
以前、歌舞伎座の幕間で男性団体客が爪楊枝をくわえて歩き回っていましたが、富司純子さんがいらした途端に隠して身なりを整えていました。
公共の場で人が不快に思う、迷惑を掛ける可能性のある行為は避けるべきと思いますが、それを理解出来ない人(相手や想像力の問題?)は老若男女を問わずいますね。

林檎様
私は男なので、どうしても男性の視点で問題を見がちですが、反対に女性の側から見た男性客のマナーの問題というのは有るのでしょう。狭い空間の中なので、お互いにある程度許容し合うことも必要なのでしょう。ちょっと反省しています。
私は爪楊枝をくわえて歩いた事はありませんが、富司純子に出会ったら身なりは整えるかも。

若い頃会社で徹夜をしたら女性社員が出勤して来ました。
7時ころだったかなあ、ずっと小一時間化粧を自分の机のところでしてました。
使用前から使用後にへの変化を見て驚きました、芸術ですね。

佐平次様
そこまで行くと化粧はアート、芸術の世界ですね。高座では芸能、客席では芸術の、競演ということで。

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