【街角で出会った美女】ボスニア・ヘルツェゴビナ編
昨日9月3日に安倍改造内閣が発足した。結果としては「大山鳴動して」幹事長交代だけが目玉となった。
女性閣僚が最多に並ぶ5名が起用されたが、肝心なのは中身だ。そのうちの一人である山谷えり子は以前、参院の少子高齢化社会に関する調査会で、少子化の原因について次のように述べている。
「年齢を考えない過激な性教育、ジェンダーフリー教育や家族を否定するような家庭科など、バランスを欠いた教育が少子化を進めている面がある」
まあ、この程度の「頭」の人間の頭数さえ揃えりゃいいってもんじゃない。
今日発売の「週刊文春」の吊り広告を見たら、朝日新聞の販売店に対して投石やバイク破壊が行われているという見出しがあった。メディアやネットの一部にはこうした行為を肯定的にとらえる向きもあるのは実に嘆かわしい。
漫画家の小林よしのりが「本来は政治家が排外主義的な空気の防波堤になるべきなのに、逆にその空気を利用している」と書いていたが、その通りだと思う。
ヘイトスピーチ問題にしても、大事なのは法規制することではなく、政治を司る人たちの毅然たる姿勢だ
ボスニア・ヘルツェゴビナは、東ヨーロッパのバルカン半島北西部に位置する共和制国家。私たちがこの国の名前を知ったのは、1995年に終結した「ボスニア紛争」からと言う人も多いだろう。およそ3年半以上にわたり全土で戦闘が繰り広げられた結果、死者20万人、難民・避難民200万人が発生した、第二次世界大戦後のヨーロッパで最悪の紛争だった。
現在は完全に落ち着いてはいるが、その傷跡はいまだに残されている。
おおまかに国の北部をボスニア地方、南部をヘルツェゴビナ地方とよび、この両者が合わさって国名となっている。
政体はさらに複雑で、クロアチア人およびボシュニャク人が主体のボスニア・ヘルツェゴビナ連邦と、セルビア人が主体のスルプスカ共和国という二つの構成体からなる。ね、分かりにくいでしょ。
加えて、国際社会の監督機関として主要国の代表者からなる和平履行評議会が設置され、同評議会の下に上級代表事務所が置かれ、上級代表事務所長は必要と認められるときは直接立法権、人事介入権を含む強力な内政介入権が発動できる。
どうやら完全に主権が回復しているわけではないということらしい。
下の写真の女性は、ボスニア・ヘルツェゴビナ最大の観光地モスタルのガイドさん、ヘルツェゴビナ美人ということになる。
こちらは、セルビアとの国境近くの世界遺産の町ヴィシェグラードで、小学生たちを引率していた先生。美しい金髪を風になびかせていた。
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女性差別問題や従軍慰安婦問題など女性の立場で発言してきた人ではなく安倍に恭順な人ばかりでは女性抜擢の意味もよくわからないです。
小渕かわいい、でスポットを当てるメデイアは差別的だし。
投稿: 佐平次 | 2014/09/05 10:07
佐平次様
安倍の好き嫌いだけで選んでますから、タカ女が揃ってしまいました。
小渕かわいい、ですか? 私の美的感覚がオカシイのかな。
投稿: ほめ・く | 2014/09/05 19:25