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2015/05/14

アムトラックの思い出

以下は昨日起きたアムトラックの事故のニュースの概要。
米ペンシルベニア州フィラデルフィア市で5月12日午後9時30分(日本時間13日午前10時30分)ごろ、全米鉄道旅客公社(アムトラック)の列車が脱線した。同市などによると、首都ワシントンからニューヨークに向かう旅客列車で、少なくとも6人が死亡し、けが人が多数出ている。
アムトラックによると、乗員乗客243人が乗っていた。フィラデルフィア市によると、200人以上が病院で手当てを受けるなどし、重体の人もいる。在ニューヨーク日本総領事館は巻き込まれた日本人がいないかどうか調べている。
調査にあたっている米運輸安全委員会(NTSB)は13日、脱線したアムトラック(全米鉄道旅客輸送公社)の列車が事故当時、時速160キロを越えるスピードで走行していたと発表した。

もう20年ほど前になると思うが、一度だけアムトラックの今回の事故と同じワシントンDCからニューヨークに向かう路線に乗車したことがある。米国では初めての鉄道での移動だったので、停車駅と時刻表を書いて持っていた。次の停車駅に近づくと降りる人が乗降口に集まって準備していた。ところが列車は止まらず駅を通過。あれっと思っていたら、5分ほど走って停車。今度はバックをし始め10分ほどかかって先ほど通過した駅に戻って乗り降りが行われた。
結局、列車は予定を15分以上遅れて出発した。
驚いたのは乗客の誰一人騒ぐこともなく、降車の準備をしていた人も大人しく事態を見守っていたことだ。アムトラックというのは日本では新幹線と同様だと聞いていたので、この冷静な乗客たちの態度に感心した。日本の鉄道だったら大騒ぎになったろう。
同時に思ったのは、もしかするとアムトラックではこの程度のことは日常茶飯事であり、だから乗客も冷静でいられたのかも知れないのでは、と。
今度の事故のニュースに接して、なぜこの列車が所定の2倍もの速度でカーブを曲がろうとしていたのか、疑問に思う。

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コメント

ドイツ、アメリカ、、日本もまた、と不安な世の中。
新幹線は運転士が居眠りしても大丈夫ではありますが、おそらくアムトラックも列車制御システムは万全だったはずなのに、、そうでもなかったか、速度超過がすごかったらしいけど。

佐平次様
米国では鉄道は主要な輸送手段ではないので、安全装置の整備は遅れているかも知れません。ちょとJR西日本の事故に似ているようにも思います。

自動制御システムが未整備だったそうですね。
信じられないです。アメリカは壊れてしまいました。

佐平次様
やはり制御装置は付いていなかったようですね。かの国はあまり安全に意識がいかないのでしょう。

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