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2015/07/01

2015年6月記事別アクセスランキング

6月25日の自民党勉強会で、「マスコミを懲らしめるには、広告料収入をなくせばいい」と発言し、党に厳重注意処分を受けたばかりの大西英男衆院議員が6月30日、衆院本会議後の取材に再び報道に圧力をかける発言をした。
大西英男は政治的圧力は否定しているが、こうした発言を繰り返すことがマスコミへの圧力や牽制になることが分かっていない。いや、分かっていてこうした発言を繰り返していると見るべきだ。本人としては政権の意向を代弁している気でいるんだろう。

6月30日付毎日新聞の配信によれば、毎日新聞が新聞各社と通信社に議員らの発言への見解を選択式で尋ねたところ、在京6紙と2通信社のうち「問題がある」としたのは毎日を含め4社にとどまり、濃淡が出たとして、次のように報じている。
在京6紙(毎日、朝日、東京、読売、日経、産経)のうち、「問題がある」としたのは毎日新聞と朝日新聞だった。他の4紙は問題があるかどうかの質問に直接答えなかった。このうち読売新聞、日本経済新聞は26日朝刊で勉強会を報じたものの「圧力発言」には触れなかった。産経新聞は26日に百田尚樹の発言を報じ、27日にこの件についての与野党の対応をまとめた。
東京新聞と日経新聞は、その後それぞれ社説で批判する記事を書いている。
読売新聞は社説で、米軍普天間飛行場の移設を巡り、「沖縄2紙の論調には疑問も多い」とした上で「百田氏の批判は、やや行き過ぎと言えるのではないか」とした。
産経新聞は29日まで社説を掲載していない。26日に百田氏の発言を報じ、28日には百田の「一言だけ取り出すのは卑劣」との反論を載せた。
通信2社(共同、時事)は、いずれも「発言は問題がある」とした。

「言論統制」というと権力側が政治的圧力で報道を制限することと思われがちだが、もっと怖いのは報道する側が自主的に規制し、政権の意向に沿った報道だけを行うようになることだ。
上記の毎日の記事を見ると、いくつかのメディアは既にそうした状況になっている。

さて、6月のアクセスランキングのTOP10は以下の通り。

1 【ツアーな人々】消えた添乗員
2 【ツアーな人々】団体ツアーは添乗員しだい
3 【ツアーな人々】当世海外買春事情
4 新治主義と白酒ナリズム「三田落語会・夜」(2015/6/27)
5 そもそも空港での「液体物持込」検査が無意味だ
6 客をナメチャいけません-「六代目柳家小さん襲名披露公演」
7 志の輔『牡丹灯籠(通し)』(2014/7/31)
8「扇辰・白酒 二人会」(2015/5/21)
9 鈴本演芸場6月下席(2015/6/26)
10 東海道四谷怪談(2015/6/23)

6月は大半が休業状態で新規投稿は数本だったため、以前に書いたもので長期にわたって読まれているロングセラー記事がランクインしている。1,2,3,5位はいずれも旅行に関する記事で、当ブログの固定読者には旅好きの方が多いことが窺われる。
7位の志の輔の記事は昨年アップしたものだが、今年また同じ企画で公演を行うようで、その下調べとしてアクセスが多かったものとみえる。
4,9,10位は6月にアップした記事がランクインした。

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コメント

私が百田経由経団連に出稿停止を依頼したって門前払いでしょう。
目に一丁字もないような大西ナニガシの言葉を入れることありとせばそれは自民党安倍親衛隊員であることに由来するのでしょう。
これを政治的圧力と言わずとして何と云う、ヤクザの脅しとでもいうのでしょうか。

佐平次様
大西は所詮は「虎の威を借る狐」で、バックに親分がついてるから言いたい事が言える。安倍首相は建前を語り、本音は側近だのオトモダチだのにしゃべらせる。そういう役割分担がミエミエです。

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