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2015/07/04

「維新同体」

維新の党の柿沢未途幹事長は6月3日、安全保障関連法案への対案を自民、公明、民主各党にそれぞれ提示し、協議を始めた。自民党はこれに対し、高村正彦副総裁が「(国会に)できるだけ早く出していただき、国民の前で一緒に議論できる状況を作りたい」と応じ、歓迎の意を表した。
安倍首相は3日の特別委員会で、対案を提起した同党・下地幹郎議員に「この委員会でまさに並んで、(内閣と維新の)どちらの法律がいいか、議論いただけたらと思う」と歓迎した。
維新の党の対案に対する是非は別にして、与党が現在審議中の安全保障法案を7月中旬に採決することを明言しているこの時期に、こうした対案を出すことがどういう結果になるかは火を見るより明らかだ。
と言うより、法案の採決を助けるために敢えてこの時期に対案を提出したのだろう。維新の党の対案が与党案とは隔たりがあるにも拘らず、自民党首脳が歓迎しているのはそのためだ。
結局、維新の党というのは自民党の別働隊であることが鮮明になった。
安倍政権とは「維新伝心」(「以心伝心」)と以前から言われていたが、今や「維新同体」(「一心同体」)である。

【維新同体】(意味)自民党と維新の党が心を一つにして、あたかも一つの党のように固く結びつくこと。

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コメント

公明、維新、あと何とかいう右翼の別動隊。
さらに民主党というトロイ木馬のなかの政経塾出身の連中。
これでは余裕をもって謝ることもできるわけです。

佐平次様
各種世論調査では安保法案に反対の声が多数にも拘らず、国会に中では賛成多数。小選挙区制と、1票の格差が約5倍という歪んだ選挙制度によって議会に民意が忠実に反映されない仕組みになっています。根本はここを変えないといけません。

今の出鱈目な無法内閣が存在し続けられるのも、野党が同じ穴のムジナだからです。日本の政治がこんなに歪んだのは、この前の戦争に対する自らの責任を顧みる事なく、政党・官僚の意向におもねり続けた大手メディア・マスコミに大きな責任があると思います。

YOO様
戦前のマスコミはいずれも戦争の旗振り役でした。戦後はその反省に立って出発したのです。例えば1948年の讀賣新聞では憲法について、「新憲法をしっかりと身につけ新憲法を一貫して流れる民主主義的精神を自分たちのものとすることによって、われわれははじめて平和国家の国民としてたち直ることができるのである。」と書いています。しかし讀賣は1995年に公表した独自の憲法試案を境にして自民党にすり寄る様になります。産経新聞は「産経残酷物語」を機に自民党の機関紙とまで言われるようになりました。この2紙は論外としても60年安保の際に主要7社がデモを暴力行為と非難し秩序を呼びかける「7社共同宣言」を発表したことに見られるように、大手マスコミが最終場面では政府寄りになる危険性は常にあります。

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