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2015/07/26

すべては家庭平和のため

昨日のことだ。
ある落語会のチケットが販売開始となり、昼席・夜席と別れているのだが両方とも顔ぶれが良いのでそれぞれ予約した。電話が終わってその会のチラシを眺めていたら、妻が怪訝な顔で近づいてきた。
「これって、何枚取ったの?」
「1枚ずつだけど」
「あなたねぇ、私のことを考えて2枚取ろうとは思わなかったの?」
実はまったく頭になかったので、虚をつかれてしまった。
だが、ここで狼狽えてはいけない。落ち着け落ち着け。
「いや、昼と夜を取っただろう。二人でどっちか行けばいいと思ったんだ。」
「ああ、そうなの。だったら2枚は要らないわね。わたし〇〇とXXは初めてだから、昼にするわ。」
「じゃ、オレは夜ね。」
と、すっかりご機嫌を直した妻に(泣く泣く)昼席を譲るハメになった。

これは数日前のこと。
芝居の特等席のチケットを手に入れたのが、妻の眼にとまってしまった。
「何枚買ったの?」
「1枚だけど」
「どうして私の分を買わなかったの?」
しまった! 井上ひさしの芝居に行きたいって前から言ってたっけ。
ここで動揺してはいけない。毅然としなくっちゃ。
「これ、君のために買ったんだよ。ほら、桟敷席だろう。こんな席で芝居を観られるなんてメッタにないだろう。」
「あら嬉しい、今から楽しみだわ。」
と、妻は大喜び。
禍福は糾える縄の如し。

己を戒め、相手を立てる。
これぞ我が家の「平和安全保障政策」。

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コメント

そんな妻がいたらいいのになあ。

佐平次様
相方は性格が単純なので助かります。26日の国会包囲行動には行ったみたいです。

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