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2015/08/04

「安保法案」って、この程度の連中が作ったんだね

参院平和安全法制特別委員会は7月3日、安全保障関連法案に盛り込まれた集団的自衛権の行使について「法的安定性は関係ない」などと述べた礒崎陽輔首相補佐官への参考人質疑を行った。礒崎氏は法的安定性を否定する考えはなかったと釈明し、「大きな誤解を与えてしまった」と述べた。
しかし磯崎の問題発言は「法的安定性は関係ない。わが国を守るために必要な措置であるかどうかは気にしないといけない」というもので、極めて論理的であり誤解のしようがないものだ。
彼は同様の趣旨の発言を繰り返しており、いわば信念に基づくもの。
委員会ではしおらしく反省して見せたが、これが本心でないことは明白だ。
礒崎陽輔といえば、安倍首相の側近の一人で、国家安全保障担当の首相補佐官を務める。自民党の憲法改正推進本部事務局長で同党の改憲草案を取りまとめ、第2次安倍内閣発足以降は首相補佐官として特定秘密保護法、そして今回の安保法制と、安倍政権の政策推進の中心的役割を担ってきた人物だ。
その人物が安全保障関連法案について「法的安定性は関係ない」と断言しているのだから、その通りなんだろう。
磯崎は他にも問題発言を起こしている。
安保法制強行採決の際に「デモは5000人未満」などというデマを流した。
2012年5月28日のツイートではこんな事も述べていた。
「時々、憲法改正草案に対して、『立憲主義』を理解していないという意味不明の批判を頂きます。この言葉は、Wikipediaにも載っていますが、学生時代の憲法講義では聴いたことがありません。昔からある学説なのでしょうか」
磯崎にとっては、立憲主義は意味不明なのだ。

もう一人の安倍チルドレンに登場してもらおう。武藤貴也衆院議員である。
武藤もまた神道政治連盟国会議員懇談会(会長は安倍晋三だそうだ)と、マスコミを懲らしめる発言で問題となった文化芸術懇話会のメンバーだ。
武藤は、安保法案に反対するデモを行っている団体「シールズ」(SEALDs)について、7月31日にツイッターで次のように書いた。
「彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ」
反対デモをしている人たちは極端なジコチューだと断じている。
「開いた口が塞がらない」とはこの事だ。
まだある。
7月23日付では、憲法の「国民主権・基本的人権の尊重・平和主義」の「3原則」をやり玉に挙げ、
「戦後の日本はこの三大原理を疑うことなく『至高のもの』として崇めてきた」
「私はこの三つとも日本精神を破壊するものであり、大きな問題を孕んだ思想だと考えている」
きっと憲法を読んだことがないだろうから、教えてあげる。
【第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。】
武藤貴也が憲法を頭から否定し、「憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」意志がないなら、さっさと議員を辞めることだ。

安倍首相は、上記の彼らの主張を否定はするだろう。しかしこういう連中が傍に集まってくるのは理由があるからだ。
「類は友を呼ぶ」のだ。

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