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2015/08/06

私たちは何という政府を持ってしまったんだろう

広島は今日8月6日、70回目の原爆の日を迎えた。
その前日の5日、安保法案を審議している参院特別委員会で、中谷元防衛相は核兵器の輸送も法律上は排除していないと明言した。
既に他国軍に提供できる「弾薬」として、手榴弾やミサイルが含まれることを言明していた。この日の答弁により、「核兵器、化学兵器、毒ガス兵器」も自衛隊が輸送が出来ることを明らかにした。
広島と長崎で毎年行われる平和宣言では、唯一の被爆国として核兵器の全面禁止を訴えてきた。
こうした主張が徐々にではあるが世界に受け容れられつつあるというのに、日本政府は核兵器を輸送できる法律を作ろうとしている。
中谷防衛相は日本は非核3原則があり、政策上の判断として核兵器を輸送することはないと答弁していたが、「政策上の判断」なんていうものは政府の解釈次第でどうにでもなる。それは今の政府が立証しているではないか。
第一、安倍政権は非核3原則についてこれを緩和する方向で動いている。
自民党議員の中には、日本も核武装すべしと主張している者さえ少なくない。

日本が、日本人が、戦後70年にわたり営々と築いてきたことを、安倍首相らは一気に覆そうとしている。

私たちは何という政府を持ってしまったんだろう。

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コメント

非核三原則に触れない、開き直って挑戦状をたたきつけているのかなあ。

佐平次様
この記事は安倍の演説を聞く前に書いたんですが、予想通りになりました。非核三原則に触れなかったのは明らかにメッセージです。
とにかく、こういう人間は早く退陣させなばなりません。

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