橋下徹の発言は岸信介のパクリ
一昨日、橋下徹大阪市長が安保関連法案に反対するデモに対して、次のような発言をしている。
「日本の有権者数は1億人。国会前のデモはそのうちの何パーセントなんだ?ほぼ数字にならないくらいだろう。こんな人数のデモで国家の意思が決定されるなら、サザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ」。
これを読んだ時に真っ先に頭に浮かんだのは、60年安保闘争時の岸信介首相の次の発言だ。
「国会周辺は騒がしいが、銀座や後楽園球場はいつも通りである。私には“声なき声”が聞こえる」。
反対デモを嫌悪し、デモの参加者を国民全体のごく一部だと見做し、他のイベントを例に持ち出して(岸は後楽園、橋下はサザン)数を比較する手口は全く同じで、五輪エンブレムと同様パクリであろう。
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