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2015/11/18

政治家の「しっかり(と)」などを禁句に

近ごろの政治家、特に総理を始めとした大臣や自民党の役員たちが乱発する言葉に「しっかり(と)」がある。私の記憶では第一次安倍政権辺りから乱用が始まり、それを民主党政権が受け継ぎ、現在の安倍政権に至ってさらに増幅しているように感じられる。
特に安倍首相がこの言葉を好み、記者会見や国会での質疑では常套句のようになっている。総理や大臣が「しっかり(と)」職務を果たすのは当たり前のことだ。とりわけ強調したければ特別な時だけ使うべきで、のべつ使っていたのでは全く意味がない。
想像するに、やるべき事や主張が明確になっていない(or明確にしたくない)場合に、言葉だけは何となく取り繕いたくて使っているのだろう。本人の自己満足のためだ。
それともう一つ気に障るのが「緊張感をもって」というフレーズだ。「今後は緊張感をもってしっかりと対応して参りたい」と言う表現は、記者から突っ込まれたり、野党から追及を受けた時の決まり文句になっているが、何をするのかは意味不明だ。
これ以外にも「きちっと」や「あらゆる事態を想定し」がある。やはり言わずもながの余計な表現だ。重要な役職に就いている者が「あらゆる事態を想定し」「きちっと」職務を果たすのは当然のことなのだ。
大事なのは具体的に何をしたいのかであって、余計な修飾語は不要だ。
政治家は言葉で生きているのだから意味の無い言葉や表現は使うべきでない。
いっそのこと、会見や国会質疑では「しっかり(と)」、「緊張感をもって」、「きちっと」、「あらゆる事態を想定し」の4つのフレーズを禁句にしたらどうか。そうすれば今よりは多少なりとも実のある論戦が出来るだろう。

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コメント

ボキャ貧ですから、こういう言葉を粛々と連ねる以外に話はできないのでしょう。
これらを除去すると何も言わないのと同じになっちゃう。

投稿: 佐平次 | 2015/11/19 10:30

佐平次様
主語と述語が不明確で決まり文句の修飾語だけという空疎な主張は、彼らの頭の空っぽさを示しています。「反知性主義」の極みです。

投稿: ほめ・く | 2015/11/19 15:10

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