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2016/04/06

#65人形町らくだ亭(2016/4/4)

第26回「人形町らくだ亭」
日時:2016年4月4日(火)18時50分
会場:日本橋劇場
<  番組  >
前座・古今亭今いち『手紙は笑う』
柳家やなぎ『松竹梅』
春風亭一之輔『お見立て』
柳家さん喬『抜け雀』
~仲入り~
五街道雲助『花見の仇討』
(前座以外は全てネタ出し、さん喬と雲助はこの会のレギュラー)

今いち『手紙は笑う』、あれ、以前のこの会でも同じネタを演ったよね。繰り返し掛けるネタでもないけど。

やなぎ『松竹梅』、前座の時代からどうやら喬太郎を目指しているようだと感じていた。センスが違うんだけどね。

一之輔『お見立て』、この人のこのネタ、CDは持っているがナマは初めて。先ずは注意だが、この噺の主人公・喜助は遊女屋の二階を専門に働く若い衆なので、「中どん」又は「二階番」と呼ばれていた。一之輔は「牛太郎」と言っていたが、それは店の前で客引きをしたり客から集金したりする人だ。間違いなので、誰か注意してあげた方が良い。
このネタは遊女・喜瀬川の我儘と、しつこい客の田舎大尽の間に立って右往左往しながら追い詰められてゆく喜助の姿が描かれるのだが、一之輔が演じる喜助にはそうした悩む姿は希薄だ。むしろ楽しんでやってると思われる程で、ウソの涙を流す際にはコヨリで鼻の穴をつついて見せる。その図太さは一之輔自身の反映かとも思われる。テンポの良い楽しい『お見立て』に仕上げていた。
ただ、アタシの好みでは志ん朝流の「面白うて やがて悲しき」の演じ方が正解だと思う。ふと、この噺の先に『お直し』があるのではと思ってしまうのだ。

さん喬『抜け雀』、何となく勝手に『竹の水仙』と思い込んでいて、噺が始まってからコッチかと気付く。志ん生が極め付けの古今亭のお家芸だが、さん喬の高座は上方の米朝の演じ方に近い様に思えた。
志ん生流の笑いの要素より絵師親子の人物像に重点を置いていて、いかにもさん喬らしい爽やかな演じ方だった。

雲助『花見の仇討』、毎度お馴染みのネタだが、何度聴いても面白い。東京の桜も満開でタイムリー。筋は、花見の茶番を仕掛けた江戸っ子が失敗するというものだが、洒落の通じない武士への皮肉も加わっている。
雲助は4人の江戸っ子と二人の武士、それぞれの人物を描き分けていて、相変わらずお見事。

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