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2016/10/14

今年の阪神は「御の字」だ

プロ野球もレギュラーシーズンが終了し、阪神タイガースは64勝76敗3分で勝率.457のリーグ第4位に終わった。
打率などの打撃成績が軒並み最低レベルだったから、この成績はやむをえまい。反面、防御率はリーグ2位、失点は3位だったので投手陣はそれなりに頑張ったといえる。
Bクラスになったということでガッカリしているファンも多いだろうし、フロントや監督の采配に批判の声もあるようだ。
私はシーズン前から今年はBクラスを予想していたので、結果は想定内だった。
今季の阪神のスローガンは「超変革」だった。若手を積極的に記用し競争力を高め、チームを大きく変えようということだから、当然リスクは伴う。その点は私たちファンも覚悟は要る。

今シーズン、一番目についたのは新人の活躍だった。
2015年ドラフトでは、高山、坂本、竹安、望月、青柳、板山の6人の新人が入団したが、そのうちリハビリ中の竹安(入団当初から予定されていた)の一人を除き、他の5人全員が一軍の試合に出場した。
若手を積極的に使うという金本監督の方針があったにせよ、一軍に出られるだけの力をつけていたのは間違いない。
なかでも高山はレギュラーに定着、青柳は後半で先発ローテの一員として活躍した。
他には、昨年まではほとんど実績のなかった野手で、原口、北條が100試合以上に出場。原口は育成から一気に這い上がってきたし、北条はドラフトの失敗とまで陰口をささやかれてきた中で努力が実を結んだものだ。
投手では岩貞が10勝をクリアし、島本、横山がプロ初勝利をマーク。守屋、田面も初登板を果たした。
ただ、江越、横田、陽川が期待に応えられなかった。
若手が育たなかったというチーム状況は、「超」はともかく「変革」へ踏み出したこの1年だった。

こうした若手の活躍もベテランや中堅の不振の裏返しともいえる。
西岡のケガはもはや年中行事化しているし、中心選手の鳥谷の不振が痛かった。藤浪も期待外れの成績に終わった。
投手では岩田、野手では上本、新井、今成、俊介の不振が目立った。
来季は若手のいっそうの底上げと同時に、ベテランや中堅の巻き返しを期待したい。

今年BクラスになったということでチームにFAの大物を獲得する動きがあるが、ここはしばらく辛抱してでも、永年の宿願である自前の選手を育てあげるべきだろう。
中途半端な手法では、また元へ戻ってしまうのは目に見えている。
ファンも長い目で見てあげよう。

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