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« #21東西笑いの喬演(2016/10/15) | トップページ | 平成落語ブームって、どこが? »

2016/10/17

時間稼ぎのマクラは迷惑だ

落語では本題(ねた、根多)に入る前に、通常はマクラ(枕)がふられる。
マクラは落語の重要な部分でもあり、一般的には次の内容が語られる。
・挨拶(例として一杯のお運び様で・・・、お寒いなかを早々と・・・)
・時事ネタ(世間で話題になっているニュースやスキャンダルなど)
・周辺の出来事(旅先の話題、食べ物、趣味など。又は仲間内の打ちあけ話、楽屋話など)
・ネタに関連した小咄(相撲ネタなら相撲に関連した小咄を披露する)
・事前の解説(古典落語では今では使われない道具や約束ごと、諺があるので、事前に説明しておく)
寄席のように事前にネタが用意されていない場合は、噺家はマクラをふりながら客席の反応を見て、その場でネタを決めることもある。
時にはマクラ抜きでネタに入る場合もあり、必須事項という分けではない。

上等なマクラだと客席を温め、客の心をつかむ。
ただ、マクラはあくまでも本題の前フリなので、あまり長時間になるのは好ましくない。余談になるが、小三治の長大なマクラを好む人もいるが、私は否定的だ。
寄席なら5,6分、ホール落語の場合でもせいぜい10分程度が限界だと思う。

ところが、落語会でやたら長いマクラがふられて閉口する場合がある。
ホール落語だと仮に一人30分が割り当てられたとする。それなら30分かかるネタを演じれば問題はないのだが、本題が15分で終わってしまうとすると15分をマクラでつながなければならない。
こうなるとマクラは単なる「時間かせぎ」だ。
客は面白くもないマクラを延々と聴かされる羽目になる。

落語は楽しみに行く所であり、辛抱しに行く分けではない。問題は中身であって、口演時間が長ければ客が満足する分けでもない。
30分かかる所が20分で済むなら、大いに結構。
夜の公演は19時開演が大半だ。終わってから遠方に帰る人もいれば、食事をする人もいる。ムダに2時間半かけるより、同じ中身を2時間で終わらせてくれた方が有難い。
それこそ「観客ファースト」でスケジュールを考えて欲しいし、この点は主催者も考慮にいれるよう望みたい。

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寄席・落語」カテゴリの記事

コメント

まったく同感です。
私は、正直なところ、小三治の長すぎるマクラも好きにはなれません。
二ツ目でも勘違いしている人がいますが、中堅クラスの人の悪い見本を真似しているのでしょうか。
小満んなどが良い手本だと思います。

小言幸兵衛様
マクラはあくまで本題を盛り上げる役割であり、そこを勘違いしている人が多いんです。
まして時間稼ぎのマクラなぞ、もってのほか。まるで水増し落語です。

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