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2017/08/08

「丁寧」より「正直」な説明を

安倍首相は三語族だ。
「しっかり(と)」「緊張感を持って」「丁寧に(な)」の三語で、国会答弁などではこの三語を除くと、ほとんど意味のないことを語っている場合が多い。
特に近ごろは、「しっかりと緊張感を持って丁寧に説明してゆきたい」を連発している感がある。
各新大臣の会見でも、このフレーズを頻発していた。
しかし、大事なことは「正直に語る」ことであり、事実を隠蔽したり虚偽の答弁を「丁寧に」して貰っても意味がない。
多少ぞんざいでもいいから、何事も隠さず「正直な説明」こそ、いま求められている。

あの文書好きな官公庁が、大事な議事録や会議のメモを簡単に破棄することなど、あり得ない。
民間企業でも、相手の交渉については議事録やメモを残すことは常識だ。
契約交渉の場合、契約書の解釈について齟齬が生じることがあり、契約期間終了時までメモを残す。相手との話し合いがこじれた場合には、メモは解決のための有効な手段となるからだ。
まして官庁ならなおさらである。
いつまでも隠しておかないで、さっさと出しなさい。

「日本ファーストの会」とやらが設立されたらしい。
都議会選で躍進した味をしめて、いよいよ国政に進出するらしい。
だが、大量に当選者を出した「都民ファーストの会」は、未だ何も実績を残していない。数だけは揃えたが、海の者とも山の者ともつかぬ状況だ。
先日、毎日新聞が全都議を対象にアンケート調査を行ったが、「都民ファーストの会」所属都議は全員が「無回答」だっとと報じられている。どうやら本部の指示らしい。
主張や政策があって政党を結成するのであって、政党を作ってから政策を考えるというのは筋が通らぬ。

かつて泡の様に沢山の新党が生まれたが、大半は消滅するか、自民党など既成政党に呑み込まれてしまった。
その姿は、「日本ファーストの会」の未来を暗示しているかのようだ。

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