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2018/07/07

オウム真理教幹部処刑報道に欠けていたもの

昨日は朝から、オウム真理教の幹部7人の死刑執行に関するニュースで埋め尽くされていた。
TV各局の報道を一通り見てみたが、大して変わり映えしなかった。
この問題の報道について、大事な視点が欠けていたと思う。

それは、一連の事件に対する捜査当局の失態である。
坂本堤弁護士一家殺害事件は、坂本氏が早くからオウム真理教教団の犯罪性を訴え、狂気の集団として指弾していたことが、殺害の動機だった。
坂本弁護士一家が失踪した現場にプルシャ(オウム真理教のバッジ)を落ちていたこともあり、当初からオウムの犯行という見方があったが、なぜか神奈川県警の腰が重く、あまつさえ坂本は借金を抱えて逃げたなどいうデマまで流す始末であった。
教団本部が置かれた上九一色村では、近隣住民に対する監視や脅迫があり、当局に訴えていたにも拘わらず無視された。
松本サリン事件でもオウムの仕業という指摘があったが、全く無関係の河野義行氏を犯人と誤認するミスを犯している。
もし、捜査当局がオウムに対して適切な捜査を行っていれば、少なくとも地下鉄サリン事件は防げた可能性があったと思う。

事件発覚後に、捜査関係者から「まさか宗教団体が・・・」という声があったが、不勉強もいいところだ。
オウム真理教による一連の犯罪は、まさに宗教団体だからこそ起こし得た犯罪なのだ。

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