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2019/06/13

鈴本6月中席・夜(2019/6/12)

鈴本演芸場6月中席夜の部・2日目

前座・三遊亭歌つを『子ほめ』
<  番組  >
金原亭馬太郎『元犬』
翁家勝丸『太神楽曲芸』
春風亭㐂いち『やかん舐め』
古今亭菊丸『親子酒』
すず風 にゃん子・金魚『漫才』
桂藤兵衛『相撲風景』
柳家喬太郎『そば清』
─仲入り─
柳家小菊『粋曲』
春風亭正朝『悋気の火の玉』
林家楽一『紙切り』
金原亭馬治『片棒』

犬や猫にマイクロチップを埋め込むことが法案化したようだ。この分じゃ次は人間か。こんな事が冗談では済まない状況になってる気がする。

政府・与党は、公的年金以外に2千万円の蓄えが老後に必要と試算した金融庁審議会の報告書を、夏の参院選に悪影響とみて撤回した。
政府の審議会なんてもんは、政府の方針にお墨付きを与えるだけの代物だ。何のことはない、テメエでやらしといて、テメエで引っ込めたわけで、とんだ茶番だ。それにしても麻生太郎のツラって、どうにかならないもんかね。

鈴本の6月中席、春風亭㐂いちの二つ目昇進と、仲入りが喬太郎、トリは馬治という顔づけ。
開演の時はかなり空席が目立ったが次第に客が増えてきて、落ち着かない雰囲気だった。

歌つを『子ほめ』
歌奴の弟子、高知県出身だから「かつお」と洒落たのか。

馬太郎『元犬』
今年2月に二つ目昇進。随分と真面目そうな容貌だ。踊りのサービスあり。

勝丸『太神楽曲芸』
今回で3度目だが、未だ技量が不足してる。

㐂いち『やかん舐め』
上手く演じていたが、ちょいと硬かったかな。

菊丸『親子酒』
この人の登場で俄然寄席らしい雰囲気になってきた。軽く演じていたが客席をしっかり掴んでいた。

にゃん子・金魚『漫才』
いつも思うのだが、このコンビって何が面白いんだろう。

藤兵衛『相撲風景』
サラリと、ベテランの味。

喬太郎『そば清』
立ち食いそばのマクラだったので、もしや『時そば』かと思ったが、こっちだった。もう夏だもんね。20枚、30枚、50枚の時のそばの食べ分けで沸かせる。

小菊『粋曲』
歳を重ねても声が落ちないとこが凄い。よほど鍛錬してるんだろう。
I ♡ Kogiku.

正朝『悋気の火の玉』
この人を含め、この日はベテランの味が光っていた。それぞれが自分の役割をわきまえているのは、さすが。

楽一『紙切り』
客席からのリクエストで「子育て幽霊」に、「それってなんですか?」と訊き返していた。他は「美女と野獣」「ラグビーワールドカップ」、紙切り芸人は大変だ。

馬治『片棒』
このネタ、一朝が演じると祭り囃子の口真似で拍手が起きる。そうした盛り上がりもなく平凡な出来だった。
トリネタとしては物足りなかったかな。

 

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寄席・落語」カテゴリの記事

コメント

喬太郎は師匠のネタもよくかけます。
『初天神』然り、『そば清』然り。
個性が異なるため、重なることはありませんが、どの程度参考にしているのか、
師弟の関係という微妙な問題も含めて興味がそそられます。

福様
喬太郎は師匠さん喬を尊敬しており、ネタの類似性というより芸に対する姿勢は師匠から学んだと思います。

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