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2019/06/19

国立6月中席(2019/6/18)

国立演芸場6月中席・8日目

前座・桂こう治『桃太郎』
<  番組  >
春風亭昇市『看板のピン』
林家喜之輔『紙切り』
古今亭今輔『葛湯』
山上兄弟『奇術』
桂小文治『七段目』
~仲入り~
玉川太福『自転車水滸伝』
三遊亭右左喜『銀婚式』
チャーリーカンパニー『コント』
古今亭寿輔『老人天国』

国会で麻生副総理が年金を貰ってるかどうか知らないという発言が追及されているが、問題はそこじゃない。
麻生太郎の年金に関する過去の発言は、その時々でクルクル変わっている。正反対の意見を平気で述べている。要するに麻生太郎は年金問題になんか関心が無いのだ。国民の生活など一顧だにしないその姿勢が、政治家としての資質を欠いている所に問題があるのだ。

国立演芸場6月中席は芸協の芝居。お目当ては小文治と寿輔。

昇市『看板のピン』
ああリズムが悪くちゃ、笑うに笑えない。

喜之輔『紙切り』
初見。腕前は?ウ~~ン。

今輔『葛湯』
この辺りから寄席らしくなる。マクラで群馬県出身だと言ってたが、それなら先代とは群馬つながりになるわけだ。
祖母が葛湯や辛子湯が好きだから用意するよう言いつけられた孫の嫁が、葛風呂や辛子風呂に祖母を入れてしまうというストーリー。
この日しみじみと見ると、この人、噺家というより格闘家の様な風貌だ。

山上兄弟『奇術』
イリュージョンマジックでなかなか鮮やかなものだったが、客席の反応が今一つだったのは、分からない方がいたのかも。

小文治『七段目』
歌舞伎の所作の美しさに瞠目。とにかく身体の動きが綺麗で、女形を演じる時の顎と肩の使い方に感心した。所作の美しさでは、この人が当代一ではなかろうか。見得の切り方といい、セリフの発声といい、言う事なし。きっと『淀五郎』なんていいでしょうね。

太福『自転車水滸伝』
通勤で自転車を使っているようで、その自転車にまつわるエピソードを浪曲に仕立てたもの。水滸伝としたのは、玉勝の『天保水滸伝』の連想からか。

右左喜『銀婚式』
昔々聴いたことがあるネタだと思ったら、3代目三遊亭円右作だった。新作も時代がズレちゃうとねえ。

チャーリーカンパニー『コント』
「おじさん、これ賞味期限をきれてるよ」「そうかい、じゃシール貼り替えておくから」なんてね。面白いネタだと思ったが、何だか二人のセリフがかみ合ってなかったなあ。

寿輔『老人天国』
一応タイトルは付いているが、中身はマクラに使う小咄の寄せ集め。人情噺を掛けようと思っていたが、声の調子が悪いのでとのことだったが、短くても良いから何か一席演じて欲しかったね。
トリが逃げたんで、何とも締まらなくなってしまった。
小文治の高座が収穫だったから、まあいいか。

 

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コメント

私、この中席仲日に行きました。中学生の団体がいて、いつもの国立の定席とは雰囲気が違ってトーンの高い笑いが響いておりました。トリの壽輔は代書屋で仲入りの小文治は七度狐でした。七度狐は喜多八存命の頃に一度聴いて以来で喜多八を思い出しながら聴きました。

ぱたぱた様
そうですか、トリは当たりでしたね。仲入りとトリが両方とも上方ネタだったんでうね。

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