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2019/07/09

2019年上半期「演芸佳作選」

2019年1-6月に聴いた演芸のうち、優れた高座を選び、
演者、ネタ、月/日、落語会(又は寄席)の名称
の順に記した。
下記の高座は、年末に発表する「My演芸大賞」の大賞、優秀賞の候補になる。

春風亭一之輔『二番煎じ』1/15「鈴本演芸場」
入船亭扇遊『鼠穴』1/19「朝日名人会」
柳家喬太郎『偽甚五郎』1/19「朝日名人会」
林家種平『居残り佐平次』1/26「国立名人会」
神田京子『与謝野晶子』2/5「国立演芸場」
入船亭扇遊『付き馬』2/17「ぜん馬・扇遊二人会」
立川ぜん馬『ちきり伊勢屋』2/17「ぜん馬・扇遊二人会」
桂吉坊『胴乱の幸助』3/2「花形演芸会」
柳家小満ん『盃の殿様』3/27「人形町らくだ亭」
五街道雲助『九州吹き戻し』4/6「名作落語の夕べ」
春風亭一朝『刀屋』4/20「三田落語会」
露の新治『抜け雀』4/20「三田落語会」
三遊亭遊雀『三枚起請』5/8「芸協仲夏祭花形」
露の新治『大丸屋騒動』5/10「露の新治落語会」
むかし家今松『水屋の富』6/7「国立演芸場」
江戸家小猫『ものまね』6/15「花形演芸会」

例年はどちらかというと下半期に優れた高座が多いのだが、今年は上半期が当りの様だ。早くも「大賞」がこの中から選ばれそうな予感がする。

 

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寄席・落語」カテゴリの記事

コメント

種平の名前があるのはうれしい。
「モズクス・レーニン主義」「シシャモと俺とは同期の桜」なんていうクスグリも楽しいけど、何より噺の骨格がしていると感じていました。

福様
『居残り』は大ネタなので、どうしても演者に力が入ってしまいがちですが、種平はそこを実に軽やかに演じて見せました。それが良かったんです。

扇遊師が2作入っていますね。軽い噺から大ネタ迄演じるのは勿リンですが、寄席の顔付けに扇遊の名があると得したようなホッとしたような。
種平師と言えば・・・
談四楼師の『談志が死んだ』で、種平・左談次・談四楼が喜久亭寿楽(立川小談志)の通夜の後での飲みの話を思いだされます。

蚤とり侍様
扇遊は、噺の上手さはモチリンですが、そこに華やかが加わってきました。特に『付き馬』は素晴らしい出来でした。

まずは訂正を。骨格が(しっかり)している、でした。
先代三平の弟子は「芸はないけどみな元気」と売っていましたが、種平、錦平は古典の名手だと思っております。聞けば初代三平もはじめは古典派だったとか・・・

福様
初代三平の真打披露はラジオで中継され『湯屋番』を演じましたが、あまり感心しなかったです。やはりこの人は古典ではなく、いわゆる「三平落語」が向いていたと思います。

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