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2019/08/02

ポンちゃんの快気祝い

昨日は、ポンちゃんの快気祝いの飲み会。いつもの飲んだくれのメンバーに、ポンちゃんをゲストに招いてお祝いをした。
ポンちゃんはボクの二つ年上の女性だ。まだ20代の前半のころ、お互いに労組の青年婦人部の役員をしていて知り合った。だから、半世紀を超える付き合いだ。ボクからすれば憧れのお姉さんだったが、既に彼女には決まった人がいたので恋愛感情を持つことはなかった。彼女の結婚式にはボクが招かれ、ボクの結婚式には彼女が参列してくれた。

ポンちゃんは、仕事を続けながら2度の出産をして、夫が長期の海外生活というハンディを抱えながらも二人の子どもを育てあげた。
仕事で一緒になることは無かったが、そういうポンちゃんの姿はずっと見てきた。
しかし、50代になってからポンちゃんに病魔が襲う。二度の乳がんの手術、それを克服したら筋肉系の難病に罹り、今も治療を続けている。そこに、今年の3月に大腸がんがみつかり、手術をしてようやく回復したというわけだ。
ポンちゃんの家族にも不幸が襲う。定年を過ぎて間もなくご主人を亡くした。その前後には最も頼りにしていた妹さんが50代で亡くなってしまう。

普通なら心が折れてしまう所だが、彼女は元気一杯だ。
昨日もポンちゃんは午前中は太極拳、昼にはその仲間とビールを飲んで、夕方からはボクたちの飲み会の参加したというわけ。それで、こちらが心配になるほど飲み、かつ食べていた。
今度の快気祝いも本来はもっと早くやる予定だったが、選挙が終わってからという彼女の意向で昨日になった。現在も地域活動をやるかたわら、集会やデモに参加している。

怠惰なボクにとってポンちゃんは、未だに仰ぎ見るような存在なのだ。

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コメント

年を取るにつれそういう友人は宝物になりますね。

佐平次様
向こうが私の事を友人と思っているかどうかは分かりませんけど、葬式には来てくれると言ってました。

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