古今亭菊志ん『業平文治』(2019/7/31)
「古今亭菊志んThe東京マンスリー2019」
日時:2019年7月31日(水)18時45分
会場:お江戸日本橋亭
≪ 番組 ≫
『オープニングトーク』
前座・春風亭朝七『桃太郎』
古今亭菊志ん『くしゃみ講釈』
古今亭菊志ん『これまでの業平文治』
古今亭菊志ん『業平文治・4』
~仲入り~
古今亭菊志ん『幾代餅』
吉本の騒動で思うのだが、世間はいつから芸人に対して「清廉潔白」を求めるようになったんだろうか。私たちが住む世界が此岸なら、芸人の世界は彼岸だ。此岸の論理で彼岸を批判すべきでない。
第一、客は芸人を選べるが、芸人は客を選べないのだ。
古今亭菊志ん、二ツ目時代に柳家三三と二人会を開いていて何度か聴きにいったことがある。当時は二人の力は拮抗していると見ていたが、現在は実力はともかく、人気、知名度では大きく水をあけられている。
一昨年からは、三遊亭圓朝作の長編ものを数か月かけて口演するという企画に取り組んでいるようで、今年は業平文治、この日はその4回目となる。
『オープニングトーク』で、来年の企画は『真景累ヶ淵』に決まったとのこと。
朝七『桃太郎』
最近、よくこの人の高座に出会う。将来性あり。
菊志ん『くしゃみ講釈』
菊志んは『兵庫船』でも講談を披露しているが、講釈が得意なんだろう。
この人の高座を一口で表すと、さっぱりした芸風と言える。そうした意味では江戸落語を体現している。
菊志ん『これまでの業平文治』
ワイドショーのMCみたいな感じで粗筋を紹介していた。
業平文治の人間関係を、「圓朝作品のあらすじ」サイトから以下に引用させて頂いたので、参考にしてください。
先日のNHKのBSプレミアム「英雄たちの選択」で、圓朝が明治政府からの要請で新時代に相応しい作品を書くように指示され『塩原多助』を書いた。だが、圓朝としては納得がいかず、バランスを取るために、色と欲、暴力の世界を描いた『業平文治』を書いたとのこと。
物語は、強きを挫き弱きを助ける義侠心の男・業平文治のアクションストーリー。敵対した相手も次々と文治に惚れ込み、子分になってゆく。そして最悪人である大伴蟠龍軒との争いを中心に物語は展開する。
菊志ん『業平文治・4』
今回のあらすじは、大伴蟠作が友之助の店で、以前に血道を上げたお村を見つけ一計を案じ、友之助を賭碁で負かし、百両の借金のかたにお村を奪い妾にしてしまう。百両を用意してお村を取り戻しにいった友之助だが、借用書は三百両に書き変えられていて、友之助は大伴の門弟に打たれて瀕死の状態に。そこへ業平文治通りかかるが,母を同道しているため手出しができず・・・。
圓朝のおどろおどろしい世界を、菊志んは軽妙に語ってみせた。
菊志ん『幾代餅』
古今亭のお家芸ともいうべきネタ。いかにも善良そうな清蔵の人物像がよく描かれていた。年季のあけた幾代が、この人なら信用おけると判断したのは正解だったね。
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コメント
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頭の整理、完了ですね。
ひとりでずいぶんやって凄いですね。
投稿: 佐平次 | 2019/08/02 09:39
佐平次様
時間かけても整理不順は治らないと諦めました。
投稿: home-9 | 2019/08/02 09:49