テアトル・エコー「バグ・ポリス」(2019/8/20)
テアトル・エコー公演15「バグ・ポリス」(原題:Unnecessary Farce)
日時:2019年8月20日(火)14時(上演時間:1時間40分)
会場:恵比寿エコー劇場
作:ポール・スレイド・スミス
翻訳:常田景子
演出:永井寛孝
< キャスト >
池田祐幸:エリック・シェリダン巡査
渡邊くらら:ビリー・ドワイヤー巡査
沖田愛:カレン・ブラウン会計士
根本泰彦:ミークリー市長
加藤拓二:フランク市長警備員
瀬田俊介:トッド殺し屋
丸山裕子:メアリー市長夫人
舞台はアメリカのとある街のモーテルの2室。片側の部屋にはエリックとビリーの二人の巡査が、もう片側の部屋に仕込んだ隠しカメラをモニタリングしている。署長の命令で、会計士カレンが見つけた市長の公金横領を突き止めるためだ。メアリーが市長をこの部屋に呼び出し、帳簿を突き付けて不正を暴くのをビデオに収めるという囮捜査だ。
エリック巡査とメアリー会計士が事前の打ち合わせをしているうちに、ついつい良い雰囲気になってしまい、二人は下着姿でベッドの中へ。そこへ早めに到着した市長や、市長の警備員が現れ大混乱。さらに、スコットランド人の殺し屋や、何かいわく有り気な市長夫人まで加わり、果たして捜査は無事終了できるのだろうか。
舞台には8枚のドアがあり、そこを下着姿の男女が出たり入ったりのドタバタ艶笑コメディ。際どいセリフが飛び交う舞台に、後の席の年配のご婦人たちが大受けしていていた。
終始下着姿で奮闘した沖田愛(色気が全く無いのがスゴイ)、終始分けの分からないセリフをしゃべり続けた瀬田俊介(これって結構難しい)、ご苦労さまでした。
公演は26日まで。
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