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2019/12/19

国立12月中席(2019/12/18)

国立演芸場12月中席・8日目

前座・林家彦星『やかん(序)』
<  番組  >
林家扇兵衛『権助魚』
古今亭志ん五『牛ほめ』
松旭斉美智・美登『奇術』
入船亭扇辰『片棒』
橘家圓太郎『化け物使い』
─仲入り─
浮世亭とんぼ・横山まさみ『漫才』
桂才賀『カラオケ刑務所』
柳家小菊『粋曲』
古今亭志ん輔『幾代餅』

今年の寄席の締めは国立の中席に、気が変わればもう一回どこかの寄席に行くかも。

扇兵衛『権助魚』
ウーン、タイトル以外思い出せない。確か木久蔵ラーメンがどうとか言ってたね。最近ますます物忘れが酷くなってきたか。

志ん五『牛ほめ』
この人は佇まいが良い。ガツガツした若手は嫌だね。前座噺を過不足なく、やはりこのクラスの人が演ると面白い。

美智・美登『奇術』
相変わらず客席に向かってキャアンディをラケットで打つという無礼な事を続けている。了見が分からぬ。

扇辰『片棒』
寄席の場合、一人の持ち時間がマクラを含めて15分程度(小屋によってはもっと短い場合がある)なので、まとまったネタを演ろうとすると尺を短くせねばならぬ場合がある。このネタも扇辰は囃子の口真似を短くしたり、息子を二人にしてサゲを変えたりといった工夫をして収めていたが、ネタの面白さは引き出していた。

圓太郎『化け物使い』
寄席のどの位置に上がっても手を抜かない熱い高座が、この人の特長。柳亭燕路の代演だったが、独自の子育て論を語るマクラから熱い。
ネタでは、出てくる化け物は「一つ目小僧」一人だけで、隠居は先ず茶碗を洗わせるが、大きい茶碗から先に洗い小さい方から先にザルに伏せるよう命じる。次に布団を敷かせるが、畳の縁に従って真っすぐ敷くように枕は北に向かぬよう、枕元に置く水差しの細かな位置まで指定する。この隠居は人使いが荒いだけでなく細かいのだ。これじゃ奉公人から嫌われるわけだ。さらに天井裏まで掃除させようとすると、小僧は狸の姿に戻ってガタガタと震えながら、「お暇を頂戴します」でサゲ。
通常は化け物は3人現れるが、この様に化け物が一人でも面白さは十分に伝わる。

とんぼ・まさみ『漫才』
初見。上方の漫才師の様だが落語協会員だ。
本人たちは東京で通用するかどうか不安に思ってる様子だが、ボケとツッコミのタイミングもよく面白いと思った。

才賀『カラオケ刑務所』
久々、お互い様だいぶ年を取ったね。十八番というよりは、専らこのネタを掛けているようだ。2年前と言ってたが、実際は2014年度落語協会・新作台本発表会の準優勝作だ。所内のコンクールで収監者たちが自分の罪名を言ってからそれにまつわる替え歌を披露するというもの。演者が言っていた通りで、それほどの作品とも思えない。

小菊『粋曲』
~💛~

志ん輔『幾代餅』
『紺屋高尾』というネタもそうだが、このネタも身分を偽っていた奉公人が正直に身分を明かし、当初は訝っていた太夫もその真心に触れて年季明けに女房にしてくれと頼む、そこの場面に観客がどれだけ感情移入出来るかが勝負だと思う。奉公人の告白と太夫の反応、ここの所が志ん輔ではあっさりとしていて、「うすうす気が付いていた」んじゃ感動もない。
そこが不満だ。

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寄席・落語」カテゴリの記事

コメント

古典落語の主題に商家の親父と息子との葛藤があります。
親のこころ子知らずといったような・・・
現代企業においても似たような齟齬はずいぶん見られるんじゃないでしょうか?
『片棒』はその中でも、演者のセンスと力量がはっきり表れる一席だと思います。
古くは誰の十八番だったんでしょうか?

福さん
『片棒』ですが、9代目桂文治が得意としていました。囃子の口真似や途中のクスグリも文治の演じ方がそのまま継承されていると思います。

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