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2019/12/27

安倍政権の末期的症状

【安倍晋三語辞典】
「ご指摘を真摯に受けとめる」→「相手の意見を右から左へ聞き流すこと」
「丁寧に説明する」→「自分の主張を一方的に押し付けること」
「美しい国」→「首相の側近や後援者を特別に優遇できる国」

「桜疑惑」から始まって、「カニ・メロン大臣」「ウグイス嬢ヤミ手当大臣」「身の丈大臣」と不祥事が続き、止めは現在捜査が進行中の「IR収賄容疑」だ。今のところ現職の議員としてはIR担当の内閣府副大臣だった自民党の衆院議員、秋元司容疑者の逮捕だけだが、これが本命なのか、事件としてもっと大きく拡がるのかは不明で、政権の目玉政策であるIR事業化に影響がでるのは避けられまい。

「桜疑惑」については、そんな低次元の問題を国会で議論する必要があるのかという意見もあった。だが、その低次元の原因を作ったのは安倍首相だ。政府主催の公的行事に自身の後援者を大量に招待し、予算の3倍もの費用を使って選挙運動をしていた。明らかな公私混同だ。追及されると言を左右に言い逃れし、果ては官僚を使って証拠隠ぺいまで行った。問題を大きくしたのは安倍自身なのだ。
参加者名簿を廃棄した点を追及され、シュレッダーのせいにしていた官僚の情けない姿は、哀れにしか見えない。

国会での追及のさなか、安倍は報道各社のキャップを集めて、料理店で懇談会をひらいた。席上、安倍は弁明に追われ、ニューオータニで行った後援会の前夜祭の会費が5千円だったのはホテルの言い値だと強調したと報じられている。こんな話をするためにメディアを集めたのかと呆れるしかない。
「5千円会費」のカラクリに気付いている人は多いだろう。政府主催の国際会議などをたびたびニューオータニで開いているが、その費用の上乗せ分でオツリが来るのだろうと。なにしろホテルの総支配人によれば、「首相は天皇の次に偉い人」なのだ。いや、もしかすると「天皇より偉い人」なのかも。

今春の「桜を見る会」が、秀吉政権下の「醍醐の花見」を連想させるのだが。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

ほんとに腐っていますね。
腐ってぽっしゃッと落ちることを期待します。

佐平次さん
自分から落ちることはあり得ませんから、現状では選挙で追い込むしかない。その場合大事なのは、次の政権をどうするかです。

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