コロナコロナじゃ気が滅入る
こう朝から晩まで新型コロナウイルス(COVID-19)のニュースばかりじゃ、気が滅入る。日々、どこそこで、年齢がいくつ位の、職業はなに、男性又は女性の、感染者の行動範囲はこれこれと、微に入り細を穿つ報道がなされているが、それほど必要な事なのか。
担当省庁や研究者には重要なデータかも知れないが、それ以外の人にとってはさして大事だとは思えない。
むしろ、心理的に悪影響を及ぼすことを考慮した方がいい。
COVID-19については今までの所、
・致死率は従来のインフルエンザに比べやや高めだが大きな危険性はなさそう
・感染者の多くは軽症ですむが、高齢者や持病のある人は重症化しやすいという特徴も従来のインフルエンザに近い
・子どもへの感染力は低いとみられる
といった所見の様だ。
前にも書いたが、我が国ではここ10年の平均で毎年、季節性インフルエンザの感染者が約1千万人、死者が役1000人、インフルエンザが原因による肺炎などの死亡者が約1万人に達している。
多い年は、この1.5倍にもなっている。
だが、これで国中がパニックにもならなかったし、医療も崩壊しなかった。一部の学校で学級閉鎖はあったが、人々は普段通りの生活を送っていた。
つまり、(好ましい事とは言えないが)社会はこの状況を受容してきたのだ。
今年は不幸中の幸いというべきか、暖冬のために季節性インフルエンザの流行が低く抑えられている。
そう考えれば、インフルエンザの感染対策と同様の防止対策を行いながら、軽症者は自宅療養、重症者は入院といった治療法で良いのではなかろうか。
このままでは、政府の的外れの施策と相まって、COVID-19そのものの感染より二次被害の方が大きくなることを憂慮している。
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