「自分ファースト」オリンピック
「安倍さんは自分が首相の時にオリンピックをやりたいんですよ」、あの田崎が嬉しそうに語っていたのだから間違いなかろう。東京オリンピックの時に誰が首相なのか、どうでもいい事なのだが。
今年7月に予定されている都知事選の再選のために、小池百合子にとって五輪は又とないイベントだ。東京五輪招致は石原慎太郎が知事の時代から代々、湯水のごとく資金を使って(つまりドル札をばらまいて)招致工作をしてきた結果で小池は関与していないのだが、使えるものは使いたい。
小池都知事といえば、ここんとこ都議会でカイロ大卒が詐称でないかと責められ、シドロモドロの答弁に追われている。なに卒業証書を見せれば直ちに解決するのに、出さないと言い張っている。出せない事情があるのだろう。
都民にとっては小池がカイロ大を卒業してようと中退だろうと大した問題ではないが、経歴詐称は公選法違反というリッパな犯罪だ。
「待てばカイロの日和あり」なんてわけには行かないのだ。
IOCバッハ会長は来年に再選を控えていて、これまたオリンピックを中止や延期させたくない。
それぞれの「自分ファースト」で、東京五輪の開催はこれから二転三転してゆくことになる。
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優れたマクラのように拝読。
マクラといえば、馬生が小三治の不調は枕が原因では?
マクラが長いから、なんて洒落のめしていました(NHK日本の話芸『笠碁』のマクラ)
投稿: 福 | 2020/03/24 06:43
福さん
確かに小三治の首が回らなくなったのは長い枕のせいかも知れません。
投稿: home-9 | 2020/03/24 08:52