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2020/04/18

本当に専門家なのか?「専門家会議」

内閣官房に設置された「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(専門家会議)」のメンバーの一人である押谷東北大教授がTV番組で次の様に語っていた。
「全ての感染者を見つけなければいけないというウイルスではないんですね。クラスターさえ見つけていれば、ある程度の制御ができる。」
「PCR検査を抑えていることが、日本がこういう状態に踏みとどまっている。」
しかし、世界の専門家でこの様な理論を認める者はいない。
本来、専門家に求められているのは、世界の医学界のコンセンサスを提示すると同時に、未だ分かっていないことを国民に説明することだ。
もし「PCR検査抑制」が科学的合理性を持つというなら、世界に向けて論文として発表し議論すべきなのだ。
(以上、月刊誌「選択」4月号の記事より)
そうした事もせず、個人的な見解で重要事項を決めているとしたら、危ういことこの上ない。
押谷が主張した「クラスターさえ見つけていれば、ある程度の制御ができる」という理論は既に破綻している。
以前から「専門家会議」の構成メンバーが偏っているとか、専門家としての実績が十分と言えるかどうかといった指摘があった。
とりわけパンデミック対策の専門家がいないというのは大きなマイナスだ。
こうした専門家の意見が政府の政策に反映されているのだから、はなはだ心許ない。
前記の押谷教授だが、「専門家会儀」以外にも、内閣官房に設置された「新型インフルエンザ等対策有識者会議」の委員、厚労省の「新型インフルエンザ等対策有識者会議」の委員に名をつらね、更には東京都の「新型インフルエンザ等対策有識者会議」の委員長を務めている。
この様に特定の人物がいくつもの専門家会議を掛け持ちしていると、示される結論も偏ったものになる。
どうやら私たちは、こうした「専門家」の見解を鵜呑みにするわけにはいかない様だ。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

お久しぶりですm(_ _)m
暮れからちょいと、野暮用がありまして・・・

難しい事は解りませんが、貰うモンは貰って御上の指示に従って・・(ーー゛)

一之輔がユーチューブチャンネルを立ち上げ、鈴本のトリと同じ時刻に生配信をするそうです。

一服の清涼剤になりますように(ー人ー)

蚤とり侍さん
家族に我が家は何とか暮らして行ってるので、10万円はもっと困ってる人のために使ってくれと返上しようじゃないかと提案したら、袋叩きに遭いました。心が狭いんですね。

クラスター追跡、なんだかサイコロを振っているような感じもしますね。
ロックダウンが日本では不可能、ほんとにそうなのでしょうか。

佐平次さん
専門家会議も事実に照らし誤っていたなら方針を修正すればいいんですが、そういう勇気はないようです。

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