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2020/04/22

この点だけは日本のやり方に期待したい

新型コロナウイルス対策について、海外から日本の規制の仕方が生ぬるい、もっと厳しくすべきだという意見が出されている。国内からもそうした主張がなされているのは、このままでは感染拡大が防げないという危機感からだろう。
確かに海外ではロックダウン(都市封鎖)や、戒厳令のような非常事態宣言のもとで市民への厳しい規制が行われ、それが成果となっている例も少なくない。しかし、それには、
①政府や自治体が市民一人一人の動きを完全に把握する
②強権力(警察と軍隊(日本なら自衛隊))による行動規制
が必須だ。
ある国では、個人の行動範囲だけでなく、いつ誰と接触したかも把握されている。ここまでやれば感染経路が明らかになるので、クラスター(集団感染)阻止には有効だろう。
不要不急の外出を防ぐために、生活のためやむを得ぬ外出をする場合は証明書の携行が義務付けられ、持っていない人は警察官や兵士によって自宅に戻される。
都市封鎖となると、各人が身分証明(居住証明)を常に持ち歩かねばならず、公共交通機関や道路などを封鎖することになるが、これには軍隊の力が必要になる。
ここまでやれば、日本でも感染防止効果がより上がるのは間違えなかろう。
しかし、こうした前例が、他の問題が生じた時も適用される可能性が十分にあり得る。為政者としては、これはいい手だと考えるに違いない。憲法を改正して緊急事態条項を加えようという動きにもつながる。
これが怖いのだ。
私にはコロナより恐ろしい。
だから、リスクはあっても今の日本の、要請に基づく各自の自覚による規制の方が望ましいし、このやり方で感染防止に成功することに期待したいのだ。

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