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2020/12/23

ウソつきは「首相の始まり」

安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍側が補塡していたとされる問題で、東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載)などの容疑で告発された安倍を12月22日までに任意聴取し、具体的な関与はなかったとして不起訴処分とする方針を固めた。公設第1秘書については同法違反の罪で年内に略式起訴する見通しだ。
特捜部は会計処理の中心を担った第1秘書を略式起訴する一方、安倍を共謀に問うのは困難だと判断した模様だ。

検察は不起訴の場合その理由を明らかにしないので、安倍がどのような供述をしたか分からないが、恐らく自分は知らなかったとシラを切ったのだろう。
しかし国会で118回もの虚偽答弁をしでかした男だ。検察に真実を供述したとは思えない。
百歩ゆずって最初は知らなかったかもしれないが、国会で追及される中で安倍自身がチェックしてみる機会はあった筈だ。それすら怠っていたなら「共謀」と指弾されても仕方ない。
先ずは国会の公開の場で経緯を説明し質問に答え、事実関係を明らかにすべきだ。

秘書が略式起訴されれば一般的には罰金刑となり公開の裁判が開かれないが、裁判所が不相当と判断して正式裁判となる場合もある。電通の違法残業事件では、検察がいったん略式起訴としたが、簡裁で不相当として正式な公判が開かれている。
安倍については不起訴となった場合、告発者が処分を不服として検察審査会に審査を申し立てることができる。
首相の犯罪をこのまま闇に葬ることのないよう、追及の手を緩めてはならない。

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