VIO脱毛
今回は少し毛色のかわった話題で。
落語『浮世床』には色々な演じ方があるが、字の読めない人が太閤記の姉川合戦を拾い読みする場面で、春風亭百栄では「あ・ね・が・か・わ・ら・け」と読むと「妹は毛深い」と混ぜ変えすというギャグ。
鈴々舎馬風のマクラで、脇野さんと下野(しもの)さんの結婚式で司会者が、「本日はわきの家(毛)、しもの家(毛)、両お毛毛の・・・」。
というわけで、アンダーヘア脱毛の話。近ごろはVIO脱毛というようだ。妻が何故?と訊くから、VIOを縦に並べれば分かると答えた。
娘が職場の若い女性に仕事を頼んだら、「その日はちょっと脱毛の予約があるんですけど」「そう、脱毛をする人って多いの?」「若い人はやってる人が多いです」。それで近くにいた20代の女性二人に訊くと「私もやってます」「私も」と答えたので、五十路の娘は「エー!」とビックリしたと言う。
最近では年配の人にも増えているようで、一つには介護の際にヘアが無いと作業が楽だし、衛生面でもヘアが無い方が望ましいらしい。
親類の娘さんが夫の赴任先に同行し、しばらくドイツで暮らしていた。彼女はドイツでの生活をブログで綴っていて、様々な分野での日本の暮らしのとの違いに興味がそそられた。その中に、スポーツジムに通いシャワーを浴びる時に、周囲の女性たちはみな脱毛していて、ヘアは自分だけで恥ずかしかったと。夫にそのことを話すと男の方も同じ事情だということだったので、夫婦で脱毛したとあった。
国によってもヘア事情は違うんだね。
本来は必要性があって存在していたはずだが、今の世では無用になってしまったのだろうか。
エッ、そんな「不毛な議論はよせ!」ですか?
とんだ「ヘアレス・ミス」でした。
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