M子とKの結婚問題(敬称略)
M子とKの結婚問題が又ぞろメディアを賑わしている。とりあげたTV番組は視聴率が上がり、新聞や週刊誌は売り上げが上がるという、オイシイ話題なのだ。それだけ国民の興味を惹いているという事だろうが、自分の息子や娘でもなく、見たことも合ったこともない人の結婚に、そんなに関心が持てるものだろうか。議論はまさに百家争鳴。ヒマなんだね、きっと。そう言うコッチもヒマだけどさ。
共通しているのは二人への非難の声だ。要約すれば、こういう事だ。
M子に対して:国民の税金で暮らしてきて、結婚費用も生活費も税金で賄われるんだから、国民の納得いくような相手を選べ。
Kに対して:母親とその交際相手だった人との金銭問題が未解決であり、相応しくない。
いずれも「金」にまつわる下世話な理由である。
先ずM子の問題について、税金うんぬんは国の制度で決められた事柄であり、見方を変えれば国民の側が勝手にに押し付けた事ともいえ、M子自身には何の責任もない。
Kの問題について、本人には責任がない。こういう事を言い出せば、家族の誰かがトラブルを抱えている人は結婚が出来なくなってしまう。
こうして見ると二人の結婚に格別の障害はなさそうだ。
Kへの批判者は何か勘違いしているのでは。
王子様やお姫様の結婚相手など門前市をなすほど溢れかえり、選り取り見取りなんて、それこそお伽話の世界でしかない。
昨今の畏き辺りの婚姻事情を拝察するに、相手を探すのに苦労し、あの手この手で説得しようやく結婚にこぎ着けるというのが実態のようだ。つまり、あまり贅沢は言えない状況にあるということ。さもなくば政略結婚か。
男系だろうが女系だろうが、あまりヤカマシイ事を言ってると結婚相手が決まらず、結果として系統は絶えてしまう。
かの国では、皇太子が永年にわたり人妻と不倫関係を続け、挙句にその相手と再婚するのを許されているではないか。
我が国でも今の制度の永続を願うなら、結婚相手にはもっと寛容であらねばなるまい。
♪M子 甘えてばかりでゴメンね Kはとっても幸せなの~♪
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