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2021/04/13

オフィスマツバ感謝祭(2021/4/12)

「オフィスマツバ感謝祭~いつも心に落語を~」
日時:2012年4月12日(月)18時30分
会場:日本橋劇場

前座・入船亭   『狸の札』
【  番組  】
入船亭小辰『高砂や』
林家たけ平『宗論』
入船亭扇辰『三方一両損』
~仲入り~
柳亭左龍『花筏』
柳家喬太郎『居残り佐平次』

都のまん延防止対策の初日の日の開催。本公演は、当初は昨年5月に開催予定だったのが、この日に延期された。主催者によると、昨年のチケット購入者の大半はこの日に入場したとのこと。
入場の際に、噺家の家紋が印刷されたチケットフォルダーが配られた。出演者が口々に主催者のオフィスマツバの対応をほめていたが、きっと行き届いた人なんだろう。
この日の顔付けでも、柳家2人と入船亭2人の間に林家を挟むといった工夫が見られる。

前座の『狸の札』、この日のようなメクリに名が出てない時は、客に覚えて貰うために名前ははっきり言った方がいい。ちょっと聞き取れなかった。

小辰『高砂や』
見る度に腕を上げているという印象。独自のクスグリを入れて面白く聴かせていた。当初は師匠に似ていたが、今は異なる芸風になりつつある。この人、出藍の誉れになるかも。

たけ平『宗論』
他の演者から「爆笑派」と呼ばれていたが、あれは結構プレッシャーかもね。常に爆笑させなくちゃいけないんだから。楽屋話しなどの長いマクラで、このまま終わるのかと思ったら『宗論』だった。ギャグ満載で受けていた。

扇辰『三方一両損』
対照的にこちらは「本格派」。描写が細やかで古典をきっちり演じるのが特長。ただ、野球選手に例えるなら、守備範囲が狭い感じがする。もう一段ステップを上げるには何かが欲しい。

左龍『花筏』
「花筏」は、森林に自生する低木で、葉の上の中央に小さな花をさかせるので、花を筏に乗った人に見立てて「花筏」。又は、水面にたくさんの桜の花びらが散って集まり、流れていく姿を筏に見立てて「花筏」。春の季語なので、このネタも季節に合わせて選んだのか。相撲取りの四股名にしては粋な名前を付けたものだ。左龍らしい抑え気味の喋りだが、最後に向って盛り上げていた。

喬太郎『居残り佐平次』
短いマクラから本題へ。このネタ、多くの演者が手掛けているが、圓生と志ん朝の高座がベストだと思う。共通するのは、佐平次という人物は明るい反面、どこか影のある所を引きずっている。似ているように見えるが、幇間(たいこもち)とは異なる人物像だ。この辺りに演者の難しさがあるのだと思う。
喬太郎が描く佐平次は、そうした影の部分はすっかり潜めて、チョイ悪だがひたすら明るい。それが如実に現れているのは、佐平次と「紅梅のいい人の勝つぁん」との会話だ。ここで佐平次は、もし女に生まれたら勝つぁんに嫉妬して死んでいたかも知れないと、相手をくすぐるのだ。もはや幇間の域である。
オリジナルとは離れた『居残り佐平次』喬太郎ヴァージョンの趣き。

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コメント

『三方一両損』
つい最近、可楽(8代目)をCDで聴いたばかり。
可楽という人は低音のぶっきら棒で、装飾やサービス精神を排除した感じの語り口。
達者で流暢な扇辰とは異なると思います。

しばしば昔の噺家のCDを聴いていますが、
小円朝(3代目)などもわりと素っ気なく語り、それが往時のスタンダードだったのかな、
と感じております。

福さん
『三方一両損』は私も8代目可楽推しです。『らくだ』は絶品、『味噌蔵』もいいですね。

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